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【日本ダービー】ルメール騎手、ペリエに並んだ3週連続G1制覇

5/29(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆第84回日本ダービー・G1(28日、芝2400メートル、東京競馬場、良)

 第84回日本ダービー・G1が28日、東京競馬場で行われ、レイデオロが2014年生まれの7015頭の頂点に立った。藤沢和雄調教師(65)=美浦=は19頭目の挑戦で初の栄冠をつかんだ。騎乗したクリストフ・ルメール騎手(38)=栗東・フリー=はヴィクトリアマイルからのG1・3連勝で、ダービージョッキーに輝いた。先週のオークス(ソウルスターリング)も同コンビで勝っており、同じ調教師と騎手が同一年のオークスとダービーを制するのは、1973年以来、44年ぶりの快挙となった。

 右手の拳を何度も突き上げた。人さし指を立て天を仰ぐルメール。7015頭の頂点に立ったレイデオロとともに、日本に新たな“ダービージョッキー”が誕生した。

 「フランスでダービーを勝ちましたが、別の国でもダービージョッキーになれました。日本はセカンドカントリー(第二の祖国)。すごく、すごくうれしいです」。母国では09年にオークス(スタセリタ)とダービー(ルアーヴル)を制覇。JRAに移籍した15年はサトノクラウンで3着、昨年はサトノダイヤモンドで鼻差の2着に泣いたが、「馬も違うし、調教師も違う。ベストを尽くすだけ」と3回目の挑戦で栄冠をつかんだ。

 スタートしてペースが遅いとみると、1000メートル通過を前に勝負に出た。14番手から一気に2番手へ。12万人のスタンドがどよめくが、冷静そのもの。「距離をこなせる自信があったので動いて行った」。直線残り100メートルで、逃げるマイスタイルをかわして先頭に。「馬がリラックスして、とても気持ちよかった。ファンの声が聞こえてすごくハイテンションになりました」。たたき合いとなったスワーヴリチャードを3/4馬身差で退けた。

 ヴィクトリアマイル(アドマイヤリード)、オークスに続く3週連続G1制覇は01年(マイルCS・ゼンノエルシド→ジャパンC・ジャングルポケット→阪神JF・タムロチェリー)のペリエ騎手以来、2人目。75年以来となる同一年のオークス&ダービー制覇と、記録ずくめのV。尊敬する藤沢和調教師と抱き合い、「素晴らしいトレーナーにダービーをプレゼントできてよかった」と喜びを分かち合った。

 デビューから手綱を執り続けるレイデオロと皐月賞5着からの逆襲。「3歳で2400メートルを走るのはとても難しいこと。こなせて自信を持った。とても強くて素晴らしい馬。日本でも海外でも大きなレースを勝ってほしい」。第84代日本ダービー馬の今後に大きな期待を寄せた。(石野 静香)

最終更新:5/29(月) 9:08
スポーツ報知

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