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【ヤクルト】星、中日・柳と明大同期対決制し2勝目!

5/29(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆中日1―7ヤクルト(28日・ナゴヤドーム)

 「やっぱりきたか」―。2回の投球を終え、ベンチに戻った星の予感は的中した。3回。中日のマウンドには、明大で同期だった柳が上がった。「大学時代は(柳の)いいところを見習ったり、意識したりしていた。投げ合えてうれしかったです」。プロでの目標の一つだったライバルとの直接対決が始まった。

 血がたぎった。2回まで丁寧な投球を続けていた右腕は「3回から一段階(ギアが)上がった」。3回は1死から大島をこの日最速の148キロ直球などで追い込み、最後は三直。4回は1死から平田、木下拓を連続三振に斬った。6回に一発で失点したが、7回6安打1失点で2勝目を挙げた。

 打席でも2度の対戦があった。3回は犠打を決めたが、5回は空振り三振に倒れ「僕の時だけ速かった」と苦笑い。打者・柳との対戦は実現しなかったが「柳が打席に立たなくて良かった。(大学時代に)シート打撃でしょっちゅう打たれていたので」と笑った。

 21日の阪神戦(神宮)から、異例の紫グラブを使用している。5月上旬に届いた“明大カラー”の新相棒。多くの投手は試合で使えるようになるまで1か月以上を要するが、星の場合は違う。硬めの方がグラブをはめた左腕を胸に引き寄せる動作の際、「力が入りやすい」という。独自の感性がこの日の快投につながった。

 チームの連敗は5でストップ。再び5位に浮上した。自身の登板日から始まった連敗を自ら止めた星は「次は先発で投げ合いたい」。昨秋は柳―星のリレーで大学日本一をつかんだが、それはもう過去の話。今度は敵として、新たな物語を紡いでいく。(中村 晃大)

最終更新:5/29(月) 18:29
スポーツ報知