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市川海老蔵、休演獅童の助っ人は勸玄くん!?「今、交渉中」

5/28(日) 19:56配信

オリコン

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が28日、都内で『七月大歌舞伎』(7月3日~27日、東京・歌舞伎座)の取材会に参加。休演する中村獅童に代わる“助っ人”として、長男・勸玄くんの出演を計画していることを明かした。

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 獅童は18日に初期の肺腺がんであることを発表し、博多座大歌舞伎と七月大歌舞伎を休演することになった。『七月大歌舞伎』も獅童の休演により演目を変更することに。海老蔵は「幹弘(獅童)が病気になったので、重荷が一身に私の背中にかかる」と話すと「まだ決定ではないですけど、こうなったら助っ人を呼ぶしかないかなと」とにやり。「私の一族で私よりも人気のある人を」と少しずつヒントを出し、それが長男・勸玄くんであることを明かした。

 「今、交渉中」というが、勸玄くんは「出れましぇん」と、つれない返事をしたという。それでも「もしかすると近々、出れると言えるかもしれない」と“出演交渉”の手応えを語っていた。

 また、昼の部の『盲長屋梅加賀鳶 加賀鳶』は、市川右之助の二代目市川齊入襲名披露となる。右之助は師である三代目市川寿海の死後、海老蔵の父である十二代目市川團十郎さんに入門。以来、成田屋を支える存在になった。

 海老蔵は「右之助さんは幼少時より右之助さん。子どものときから、このままの状態の人」と容姿の変わらなさに笑顔。続けて「父のような存在で、長く私の側にいるおじちゃんかな」と関係性を語り、右之助は「市川宗家の方に、そのようなことを言っていただけるとは」と恐縮しきりだった。

 右之助の鏡台には團十郎さんとのツーショットが飾られているそうで「海外に父・團十郎と一緒に行ったときの若いころの写真がある」と紹介したが、右之助から「こんぴらさん(香川・金刀比羅宮)です…」と国内に訂正され、苦笑いする一幕もあった。

 襲名は海老蔵が後進の指導を期待してのもの。海老蔵は「右之助という名前で指導にあたるよりも俳名という形を取り、後輩の指導に重きを置き、歌舞伎の未来のために財産の継承をさせられる立場になっていただきたい」と話した。襲名を打診された右之助は「びっくりしました。この年でやっていいのかどうか迷いました」と素直に明かしながら「5年前にがんをやって、5年間経って(再発が)出てこなかった。じゃあ、これを機会にもうひと肌、もう1回頑張りたいという気持ちが湧き上がってきた」と意欲を見せた。

 右之助は女形と立役を兼ね、立役は色若衆から老役まで、女形では時代物の局から世話物の芸者まで幅広く演じ、『傾城反魂香』の女房おとくや、北の方のような品格ある老け女方、『すし屋』のおくら、『引窓』のお幸のような婆役もこなし、柔らかく情のある芸風で舞台を引き締める。

最終更新:5/28(日) 20:36
オリコン