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【北東北】富士大が7季連続30度目V

5/29(月) 8:03配信

スポーツ報知

◆北東北大学野球春季リーグ第6週第1日 ▽2回戦 富士大5―4八戸工大(28日、岩手県営)

 富士大が八戸工大を退け、9勝1敗で7季連続30度目の優勝を成し遂げた。

 球場の外で豊田圭史監督(33)の巨体が7度、宙に舞った。連覇と同じ回数の胴上げセレモニー。「最後はやっぱり4年生」―。指揮官の視線の先には、今季4勝を挙げ、MVPと防御率タイトルも手にした加藤弦投手(4年)=八重山商工=がいた。

 最終戦の大一番に先発。2回に1度は追いつかれ、8回にも連続適時打で1点差に迫られた。だが、豊田監督は「今日は加藤で最後まで行こうと決めていた」。加藤も「球が低めに行かず、切れもなかったけど“一人で投げ切ったろ”と…」と7安打4失点(自責2)と粘りの投球を見せた。

 「昨年の春に1度、リリーフで投げた程度」という加藤は、今季が事実上のデビュー。西武・多和田、阪神・小野ら偉大な先輩の陰に隠れながらも、最終学年でエースの座に座った。加藤を好リードしたプロ注目の小林遼捕手(4年)=仙台育英=も結果を残し、4年生の責任を果たした。

 5年連続12度目の出場となる全日本大学選手権(6月5日開幕、東京・神宮ほか=報知新聞社後援)では1回戦で福岡大(九州六大学)と対戦。「福岡大も九州のスター軍団で、勝てば次は東京六大学(立大)。スター相手に地方大学の意地、東北の意地を見せたい」。豊田監督の言葉は選手全員の思いでもある。(須貝 徹)

最終更新:5/29(月) 8:04
スポーツ報知