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ナイフによる襲撃を受けたクビトバが全仏オープンで復帰 [女子テニス]

5/28(日) 8:05配信

THE TENNIS DAILY

 自宅で刃物を持った強盗に襲われ、左手を負傷して休養していたぺトラ・クビトバ(チェコ)が、5月28日に開幕する全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)に出場する。

クビトバが全仏でのカムバックについて、今週に決断

 これまで2度ウィンブルドンを制したクビトバは、まだ本調子ではないものの、全仏オープンでカムバックすることを伝えた。

「この日がくるのを待っていた。本当にうれしい。夢がかなったわ」とクビトバは復帰への喜びをあらわにした。

 この事件で左腕の腱の損傷、および左手の指すべてと神経を負傷したクビトバは、今シーズンここまでのすべての試合を欠場している。

 クビトバの医師達は、復帰まではもっと時間が必要と考えていたが、回復が思った以上に早かったため、クビトバは先月、全仏オープンにエントリーしたことをインスタグラムに投稿していた。

「簡単なことではなかったけど、ここまで回復することができて本当によかった。また試合に出場できることは、本当にうれしいわ」とクビトバはコメントした。

 この強盗事件については警察が捜査中のため、クビトバがこれについて話すことは許可されていないが、この悲惨な経験における不安については次のように語っている。

「最初はどこへ行くにも気持ちが不安定だった。1人で暮らしているわけじゃないけど、心配で夜もよく眠れなかった。いつも人をにらみながら、不審者がいないかと確認するようになったわ。時間が経つにつれてよくなっていったけどね」

 またクビトバは、全仏オープン出場を決めるほどに状態を回復させた過酷なリハビリの詳細についても語った。

「これまで本当に大変だったわ。最初の2ヵ月は手にギブスをつけていたの。手術後2日目から、指のための簡単なトレーニングを開始したわ。それからこの傷をよくするために、ギブスを一時的に外して毎日練習していたのよ」

 クビトバは手術の2週間後にギブスを外して、少しずつ指を動かし始めた。クビトバは、まだ完全には指が動かないと言っている。

 クビトバは、毎月手の専門医の診察を受けており、3月末にはラケットを用いて練習を開始している。「練習用の柔らかいボールでフォアハンドを何本か打ってみたけど、何か変な感じだったわ。ラケットを握っている感覚がないのよ。技術的な面などを変える必要がなかったのはよかったわ。たぶん大丈夫だと思う。まだ手に力が十分入らないけど、これから頑張るわ。いつかきちんと元に戻ればいいと思っているの」とクビトバはコメントしている。

 全仏オープンに9度目の出場となるクビトバの復帰初戦は、世界ランク86位のジュリア・ボーズラップ(アメリカ)との対戦となる。クビトバは、2012年の全仏オープンで4強入りを果たしている。

「多くの人が、私はもうテニスはできないと思っていたでしょう。今、健康で生きていることが一番大事なことだし、テニスがまたできるようになって、本当にうれしいわ」とクビトバは言った。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo: PARIS, FRANCE - MAY 26: Petra Kvitova attends a press conference two days ahead of the start of 2017 French Open at Roland Garros stadium on May 26, 2017 in Paris, France. (Photo by Antoine Gyori/Corbis via Getty Images

最終更新:5/28(日) 8:05
THE TENNIS DAILY

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