ここから本文です

20年ぶり「水神祭」 漁師町時代の風習再現 浦安の境川

5/28(日) 11:29配信

千葉日報オンライン

 千葉県浦安市の境川で27日、漁師町時代に行われていた「水神祭」を再現した催しがあった。地元の囃子(はやし)保存会や投網保存会のメンバーら約40人が5隻の船に乗り、船上でおはやしや神楽などの伝統文化を披露した。

 市商工観光課によると、浦安の水神祭は、漁師町時代に豊漁などを祈って行われていた。1971年に漁業権を全面放棄後は、水神祭もなくなった。97年に25年ぶりに水神祭を再現して以来で、今回は20年ぶりとなった。

 船は、主催者らが乗る「御座船」、浦安囃子保存会が乗る「音船」、神楽を披露する「踊り船」、奉納を受け取る船、浦安細川流投網保存会の「投網船」の順で、縦一列に並んで境川を往復。昔の風習に倣い、橋の上や川沿いの見物客に主催者から白い紙で包んだおひねりが配られ、船から人が網を伸ばし奉納品として集めていた。

 観光客誘致を目的としたうらやす観光推進協議会主催のイベント「カフェテラスin境川」のプログラムの一環。このほか、水郷地帯の伝統的な風習にちなみ、今年で6回目となる「嫁入り舟」も運航した。同イベントはきょう28日も開催し、嫁入り舟は午前11時35分から、水神祭は午後1時45分からの予定。