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火の上渡り 無病息災願う 北海道本別町の赤不動院で山伏行者の荒行

5/28(日) 14:19配信

十勝毎日新聞 電子版

 本別町内の真言宗醍醐(だいご)派赤不動院(向陽町、棚村憲昭住職)は28日、同院裏の本別川河川敷で火渡り祭を開いた。山伏行者が燃え盛る火の上を渡る荒行に臨み、一般参拝者も、おき火の上を素足で歩いて無病息災などを祈った。

 今年で20回目を迎え、管内外から約300人が参拝した。

 不動明王の本尊や護摩壇が設けられた会場では、行者20人が儀式に臨み、願文(がんもん)を読み上げ、熱湯を体に振りまく「湯加持(ゆかじ)」で身を清めた。護摩壇に火が付けられ、般若心経の読経の中、参拝者が願い事を書いた護摩木を火の中に投げ入れた。

 荒々しい炎の上を、祈祷(きとう)札を抱えて同院の棚村慶秀副住職が最初に渡り、続いて行者が走り抜けた。棚村住職は「火渡りは万人の願いを祈祷する。誰にでもある煩悩を焼き払う」と話していた。(木村仁根)

十勝毎日新聞