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【FIA F2】モナコ レース2:ニック・デ・ブリーズ初優勝。松下信治7位入賞

5/28(日) 0:21配信

motorsport.com 日本版

 FIA F2選手権のモナコラウンド・レース2が行われ、ニック・デ・ブリーズ(ラパックス)がF2初優勝を果たした。

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 30周のスプリントレースとして行われたF2モナコのレース2。ポールポジションからスタートしたのは、デ・ブリーズだった。

 デ・ブリーズはターン1”サンテ・デボーテ”を先頭でクリア。2番グリッドから良いスタートを決めたチームメイトのジョニー・チェコット(ラパックス)を抑えた。後方では、6番手スタートの松下信治(ARTグランプリ)のインをついて、アルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)がポジションを上げた。

 各車が数珠つなぎで走っていく中、3周目の松下はペースを大きく下げ、マルケロフとの差が2.6秒まで広がってしまう。しかしその翌周の松下はペースを回復。1分22秒419のファステストラップを叩き出し、前を行くマルケロフを追う。

 この4周目のラスカスで、シャルル・ルクレール(プレマ)とノーマン・ナトー(アーデン)が接触。ナトーはこの場でリタイアし、ルクレールには10秒のタイムペナルティが科せられた。

 マルケロフには「松下がファステストを出してきている」との無線が飛ぶ。すると、まずは5番手を行く松下のチームメイト、アレクサンダー・アルボン(ARTグランプリ)が最速タイムを出し、さらに8周目にはマルケロフがファステストで、アルボンとの差を縮める。

 ここモナコはやはり抜けない。各車一旦近づいても、すぐに差が広がるという、ペース面でのアップダウンが激しいレースとなっていく。しかし、上位勢に順位変動なない。

 そんな中でも先頭のデ・ブリーズは快調に逃げ、19周を終えた時点で2番手チェコットとの差を約9秒に広げる。

 20周目、マルケロフがついにアルボンを攻略。ラスカスでインに飛び込んだのだ。これで松下もアルボンの真後ろにつける。

 21周目、ルクレールがピットインしリタイアを選択する。シーズン序盤、圧倒的な強さを見せていたルクレールだが、母国でまさかの連続リタイアとなってしまった。

 結局、デ・ブリーズが30周を悠々と逃げ切ってトップチェッカー。デ・ブリーズはこれがF2初優勝となった。2位にはチェコットが入り、ラパックスが1-2フィニッシュを達成した。3位にはグスタフ・マルヤ(レーシング・エンジニアリング)が入った。

 松下は結局アルボンを捉えることができず7位フィニッシュ。最後はジョーダン・キング(MPモータースポーツ)を0.3秒差で凌ぎ切った。