ここから本文です

『ムーンライト』もPlan Bが製作!ブラピの映画会社がアカデミー賞を連発するわけ

5/28(日) 12:01配信

dmenu映画

テーマが難しくても、ノースターでも 製作資金を難なく集める凄腕製作会社 Plan B

ハリウッドには、俳優であると同時に、プロデューサーとして優れた映画を世に送り出しているスターたちがいます。今年のアカデミー賞を賑わせた作品だけでも、『マンチェスター・バイ・ザイ・シー』(公開中)はマット・デイモンがプロデューサーを、『フェンス』(6月7日ブルーレイ&DVD発売)は主演のデンゼル・ワシントンがプロデューサー・監督を務めました。

【画像】まだ仲良し夫婦なアンジェリーナとブラッド夫妻

そして、作品賞に輝いた『ムーンライト』をプロデュースしたのは、ブラッド・ピット率いる製作会社 Plan B エンターテインメントです。主人公は黒人のゲイの少年で、主演俳優は無名というこの低予算映画を、見事栄光に導いたのが同社でした。

Plan Bのプロデュース作品 がオスカーで作品賞を獲得するのは、2006年『ディパーテッド』、2013年『それでも夜は明ける』に続き、実は『ムーンライト』で3作目です。

受賞は逃しましたが、作品賞にノミネートされた作品も見てみましょう。

2015年『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(脚色賞受賞)
2014年『グローリー/明日への行進』(主題歌賞受賞)
2011年『ツリー・オブ・ライフ』

作品賞ではありませんが、2007年『ジェシー・ジェームズの暗殺』も助演男優賞と撮影賞にノミネートされています。

ご覧のように、Plan B作品は2011年以降、ほぼオスカーの常連です。しかも、人種差別を扱った『それでも夜は明ける』や『グローリー~』、リーマンショックを背景にした『マネー・ショート』など社会派作品が並んでいるのも特徴的。『ツリー・オブ・ライフ』は、2011年カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞。哲学的で難解な内容から観客や批評家の賛否は真っ二つでしたが、それが却って話題になった作品でもありました。

集客できるスターが出ていなくても、難しいテーマを扱っていても、資金を集め、映画として成立させる。Plan Bは、なぜこのようなチャレンジを続け、オスカーを獲る映画を連発することができるのか? 先頃来日を果たしたブラッド・ピットの記者会見で、そのヒントをうかがい知ることができました。

1/3ページ

最終更新:5/28(日) 12:01
dmenu映画