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独特の輝き、アルミ板でスポーツカーやバッグ 相模原で作品展

5/28(日) 22:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 相模原市緑区根小屋に工房を構える自動車修理会社「永遠(とわ)ボディー」のクラフト作品展「ノスタルジックデザイン」が、相模原市民ギャラリー(同市中央区相模原1丁目)で開かれている。アルミ板を素材に使い、職人が情熱を注いで手掛けたスポーツカーやバッグなどの作品が並んでいる。7月30日まで。

 永遠ボディーは自動車修理を本業としながら、手作業の繊細な芸術性を生かしアルミ製品のカバンなど独自のブランドを立ち上げている。デザインはどこか懐かしく、オリジナルを生かした工法がファンを増やしている。

 今回は車体やボンネット、ペダルカーなど車関係で6点、「Propeller(プロペラ)」ブランドのバッグ13点、サーフボード1点を紹介。すべてアルミ板独特の輝きがまぶしい。

 中でも英国で1922年から39年に生産された小型大衆車をレストアした「オースチン7改」は同ギャラリー開設以来、最大規模の展示作品。古くなったボディーをアルミで造り替え、新たに2シーターのスポーツボディーを製作した。全長270センチ、幅117センチ、車高130センチのオリジナルスポーツカーだ。約80年前の750ccエンジンを積み、現在でも自走可能。大人6人で会場に運び入れたという。

 壁には車体の分解からドアの製作、英国から取り寄せたパーツや内装などの作業の流れをパネル6枚で紹介している。

 同ギャラリー美術専門員は「1点ものばかりで、クラフトワークに情熱を注いでいる集団の作品です」と話している。午前9時~午後8時=土日・祝日は午後5時。