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両陛下、和やかに林業者と交流 富山で歓迎レセプション

5/28(日) 0:30配信

北日本新聞

■富山の食・酒味わう

 富山市のANAクラウンプラザホテル富山で開かれた全国植樹祭の歓迎レセプションには、県内外の林業関係者ら約350人が出席し、大会の成功を誓った。天皇、皇后両陛下が臨席し、出席者たちと笑顔で歓談された。

 稗苗清吉県議会議長の開宴の言葉に続き、石井隆一知事が主催者あいさつで「かつて豪雪や洪水などの災厄をもたらした立山連峰に降る雨や雪は、先人の尽力によって豊かな水の源となり、森林を育み、富山湾を豊かにしている」と述べた。大会長の大島理森衆院議長の発声で乾杯した。

 陛下はスーツに濃紺のネクタイ、皇后さまはグレーのロングドレスの装い。終始にこやかな表情を浮かべ、林業関係者らに言葉を掛けていた。

 会場には富山湾鮨(ずし)のコーナーが設けられ、ホタルイカの釜揚げや氷見牛のローストビーフ、富山米の新品種「富富富(ふふふ)」のおにぎりなど、県産食材を使った料理がずらりと並んだ。乾杯は植樹祭会場となる魚津市の地酒を使用。陛下はグラスを何度も口に運び、味わっていた。

 レセプションには山本有二農林水産相や県在住国会議員、森雅志富山市長ら県内各市町村長が出席した。

■県民所得5位に関心

 石井知事はANAクラウンプラザホテル富山で記者会見し、県勢概要の説明の際に天皇、皇后両陛下が富山県民の所得が全国で5番目に高いことに関心を示されたと紹介した。陛下に「どうしてですか」と尋ねられ、県民の勤勉さや共働き率の高さが影響していると説明したという。

 また、陛下は子育て支援の充実や保育所の待機児童ゼロの現状について説明すると、「それはいいことですね」と話したという。

 植樹祭で手植えする優良無花粉スギ「立山 森の輝き」については「年間どのくらいできるのですか」と質問があり、今年は3万本ほどで、7年後には30万本になると話すと「全国に普及しますね」と言葉があったという。

北日本新聞社

最終更新:5/29(月) 0:29
北日本新聞

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