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立大が21世紀初のリーグV! 溝口監督「ホッとしている」

5/28(日) 17:50配信

ベースボールキング

立大が99年以来のV

 東京六大学野球・春季リーグ戦の優勝争いは、すでに全日程を終えた立大と慶大の2校に絞られた。28日の早慶戦に慶大が勝利すれば優勝、慶大が敗れれば、立大の優勝が決まる。

 27日の1回戦で勝利した慶大が優勝へ王手をかけて臨んだ2回戦。1点リードの慶大は7回裏、二死満塁のピンチで、慶大の3番手・高橋亮吾(2年・慶應湘南藤沢)が代打・福岡(2年・川越東)が左中間へ逆転の3点適時二塁打を浴びるなど、この回5点を失った。7回に逆転を許した慶大は8回にも2点を奪われ、6-12で敗戦。これで慶大がこの早慶戦で1勝1敗となり、立大の1999年秋以来35季ぶり今世紀初のリーグ優勝が決定した。

 「戮力同心(りくりょくどうしん)」…(力を合わせ、心を合わせるの意)をスローガンに混戦の今季を勝ち抜いた立大、待つ身だった溝口監督は「この1週間、ホントに疲れました」と苦笑いしながらも「18年という長い間、開かれなかった扉をやっと開くことができて嬉しく思うし、ホッとしている」と喜びを語った。

 優勝した立大は、6月5日から始まる全日本大学野球選手権に出場する。

立教大・溝口監督の一問一答

―― 99年秋以来のリーグ優勝となりました。
「18年という長い間、開かなかった扉を開ける事ができて嬉しいです。ホッとしています。本当に他の5校は強敵で、1試合、一時たりとも気が抜けませんでした。しのぎを削りながら、稀に見ぬ混戦の中、勝ち抜けたことを本当に嬉しく思っています」

―― どんな思いで早慶戦を見ていましたか?
「この1週間は辛かったですね。自分たちの試合は全日程を終えて、リーグ戦に対してやることはなかったので、運を天に任すしかなかった。立派な人間ではないので、色んな思いがありました。さあどうなるんだろうという不安もありました。この1週間は、疲れました」

―― 春のシーズンを振り返って。
「先ほど申し上げました通り、5校は強敵ばかりですので、1カード、1試合を全力で戦うことです。その中で、今年のチームは1人の力に頼らず、1人の能力に頼らず、一体感を持って、誰かが決めればいい、誰かが抑えればいい、結果として勝てればいいと思っていました。それは、ここ(神宮)に来てできるのではなくて、練習していないとできないことでした。練習してきたつもりだったのですが、選手たちは練習をしっかり活かして、一体感を持って、部員全員で8週間のリーグ戦を戦えたと思います」

―― キーポイントになった試合は?
「そういう質問がくるかなと思って、先ほど考えたのですが、どの試合も今思えばキーですし、崖っぷちが多かったです。本当にこの試合を落としたら、優勝がなくなると試合が何回もありました。ある意味今日も、崖っぷちといえば崖っぷちでした。この試合がターニングポイントという試合は特にないですね。あえて言えば、慶応さんに大敗した2敗。あれで、自分たちがまだまだなんだということと、この失敗をもう1回繰り返したら優勝出来ないということを選手たちが気づいてくれました。結果的にはポイントになったんじゃないかなと思います」

―― 全日本に向けて。
「秋の前に東京六大学の代表として日本選手権があります。優勝する事を前提に練習していますが、優勝を確定しましたので、全日本選手権に向けてしっかり責任をもって戦える準備をしたいと思います」


(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

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