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スーパーフォーミュラ第2戦レース2予選:赤旗で一発勝負のアタック。石浦宏明が逆襲のポール奪取

5/28(日) 11:38配信

オートスポーツweb

 2レース制で開催されている全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦岡山。日曜日最初のセッションでは午後のレース2のグリッドを争う予選が行われ、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がポールポジションを獲得した。

【写真】スーパーフォーミュラ第2戦岡山レースクイーン写真

 通常のレースフォーマットの場合、日曜日の午前中の走行は、午後の決勝に向けてのセットアップを行うフリー走行が行われる時間となるのだが、今回は午後に行われるレース2のグリッド順を決める公式予選が行われた。予選方式は前日の20分間の計時予選とは違い、Q1、Q2の2セッションノックアウト方式。Q1の20分間では11位から19位の下位グリッド、10分間のインターバルを経て10分間のQ2で上位10台のグリッドが確定する。

 天候は、気温20度、路面温度は28度と、前日よりは若干涼しめとなったものの晴天で、雲ひとつ見当たらない青空となった。

 20分間のQ1では走行開始前のピットロード出口で出走位置を争う、地味ながらもし烈な争いも見られる中、走行開始前から先頭を陣取っていたナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)、そのあとにドコモの2台が真っ先にコースへと向かっていった。

 各車まずはユーズドタイヤを履いてのマシン確認作業を行い、その後、多くのクルマは10分を経過しようというところで、ニュータイヤを装着しての本番勝負のためにピットへと戻っていった。

 そんな中、山下健太(KONDO RACING)はコースに残りそのままタイムアタックを行う作戦に。1分14秒657とこの時点のトップタイムを残し、その直後には中嶋大祐もひとりコース上に残りタイムアタック。山下に続く2番手タイムを残してピットへと戻った。この時点でのタイム順は以降3番手に石浦、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と続く。

残り8分を切ったところでニュータイヤを装着したクルマが一斉にコースへと向かい、タイムアタックへ向けてとウォームアップの周回数を重ねるなか、残り時間1分と少しというところでアクシデントが発生。

 アタック中のニック・キャシディ(KONDO RACING)が3コーナーでコースオフ、マシンをストップさせ残り時間1分6秒で赤旗が出された。全車フルアタックでのタイムを残せていない状態での赤旗となり、前日のレース1覇者のアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)は12番手のノックアウト圏内で窮地に立たされる。

 その後、セッション残り時間が2分30秒と延長されて再開。各車再びコースへと向かいウォームアップラップ1周+タイムアタックの1発勝負に望みをかける。

 ノックアウト圏内にいたロッテラーはしっかりと走りをまとめ上げ3番手タイムで無事Q2へ進出。その直後にタイムを出した石浦が1分14秒248でトップへと躍り出た。

 その後は王者国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が10番手に入るも、直後に伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が8番手に入り、国本は押し出されQ1敗退。前日、驚速タイムでポールポジションを獲った関口は10番手でギリギリのQ2進出となった。

 各ドライバーなんとか自己ベストタイムを残していくも山本尚貴(TEAM MUGEN)は最終コーナーへの進入でマシンを大きくスライドさせてハーフスピン。アタック失敗に終わり19番手の最後尾となってしまう。セッション中盤にひとりタイムアタック作戦を行っていた山下は5番手、大祐も9番手と、作戦は大成功となり、石浦、山下、関口、ロッテラー、ガスリー、小林可夢偉(KCMG)、伊沢、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)の10人がQ2へ進出。

  10分のインターバルを経て始まったQ2は10分間の走行。真っ先にコースへと向かったのはQ1トップの石浦、関口、ガスリー、可夢偉、大嶋がセッション開始と同時にコース上へと繰り出し、 少し間隔をかけて伊沢、ロッテラー、山下、大祐、そしてさらに間隔を空けて最後に一貴がコースへ向かう。

 最初にアタックを行いモニター最上位に名前を出したのは2周目でタイムを出した大祐で、3周目に兄の一貴がトップタイムを塗り替える。今セッションでは各車、タイムアタックに入るウォームアップの周回が分かれ、可夢偉、伊沢、山下は4周目に、関口、ロッテラーは5周目にアタックを行った。

 そして最後、ハーフスピンもあって6周目にアタックを行った石浦が1分13秒918とひとりだけ1分13秒台に入りトップに躍り出て、ポールポジションを獲得。2番手にはレース1で初入賞を飾ったルーキー山下が初のフロントロウを獲得。前日に続き、トップ3をトヨタエンジン勢が占める結果となった。決勝は14時25分から51周の周回数で争われる。

[オートスポーツweb ]