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「百万石の母」しのぶ きょう加賀・梅鉢茶会

5/28(日) 1:54配信

北國新聞社

 加賀藩ゆかりの会場で茶の湯に親しむ会員制茶会「加賀・梅鉢茶会」(本社主催)は28日午前9時から、金沢市宝町の宝円寺で開かれる。

 今年は藩祖前田利家の正室・芳春院(まつ)が亡くなって400年に当たり、濃茶席の席主は、まつの菩(ぼ)提(だい)寺である大徳寺芳春院(京都市)の秋吉則州住職(石州流)が務める。11代藩主治脩(はるなが)が「芳春院」としたためた掛け軸などを使い、「百万石の母」をしのぶ。

 27日は、前田家の菩提寺である宝円寺の神川秋德住職により、まつの報恩法要が営まれ、秋吉住職らが焼香して手を合わせた。引き続き、会場の準備が行われ、関係者が茶道具や会場のしつらえを確認した。

 秋吉住職は文化勲章受章者の大樋陶冶斎(とうやさい)さん(金沢市)らから奉納された茶わんなどを茶会に使うことを紹介し、「石川ゆかりの道具でたてるお茶を楽しんでほしい」と話した。

 薄茶席は九谷焼作家の北村隆さん(小松市)が担当し、江戸初期に作られたとされる「古九谷」から明治初期までの九谷焼を使い、石川の工芸の歴史も伝える。点心席は銭屋(金沢市)が担当する。

北國新聞社

最終更新:5/28(日) 1:54
北國新聞社