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米大統領、初外遊は「大成功」-クシュナー氏への疑問で回答なし

5/28(日) 14:52配信

Bloomberg

トランプ米大統領は27日、初の外遊について「大成功」だったと宣言し、各国にテロに力強く立ち向かうよう促したと語った。同大統領は帰国前にイタリア・シチリア島の米軍基地で、「多くの信仰、宗教、地域の国々がくまなく共通の目的で団結できると一段と期待している」と述べた。

同大統領は中東地域訪問から伊シチリア島タオルミナでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)まで、外遊中に記者から質問を受ける会見を開かず、連邦捜査局(FBI)が娘婿のジャレッド・クシュナー上級顧問に関心を寄せているとの報道に対応せずに済んだ。

事情に詳しい関係者1人によると、クシュナー氏はトランプ陣営が政権移行の準備を進めていた際にロシア政府との秘密の通信回線設置を検討していたことで、FBIが関心を示している。通信回線設置は主にシリア危機の解決策協議が目的だったという。

トランプ大統領の米部隊への演説前に、大統領の側近2人もクシュナー氏に関する質問にコメントを控えた。コーン国家経済会議(NEC)委員長は「ジャレッドに関してわれわれはコメントしない」と述べた。

マクマスター大統領補佐官もクシュナー氏について話さず、ロシアとの間での通信回線設置の取り組みは知らないと語った。同補佐官はまた、一般的に言えば秘密の通信ルートは外交上価値を持ち得ると述べた。

同補佐官は「われわれは複数の国々と秘密の通信ルートを持っており、こうしたルートについて一般的に言えば、目立たずに連絡を取ることが可能になる」と語った。

原題:Trump Calls Trip ‘Home Run’ as Kushner Questions Left Unanswered(抜粋)

Margaret Talev, Jennifer Jacobs

最終更新:5/28(日) 14:52
Bloomberg