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ソラシド、10年連続黒字 17年3月期過去最高益、ユニットコスト初の7円台

5/29(月) 9:55配信

Aviation Wire

 ソラシドエア(SNJ/6J)の2017年3月期通期決算(非連結)は、純利益が前期(16年3月期比)比約2.6倍の23億7400万円となった。10年連続で黒字を達成した。2018年3月期の業績見通しは、純利益10億円を見込む。

◆17年3月期通期

 2017年3月期通期の売上高は0.2%増の381億5300万円、営業利益は約2倍の39億8200万円、経常利益は約2倍の34億2700万円と、売上高と純利益が過去最高を記録し、増収増益となった。

 営業費用は5.1%減の341億7100万円で、このうち事業費が6.5%減の301億6400万円、販売費および一般管理費が6.7%増の40億600万円となり、営業利益率は5.1%上昇し10.4%。提供座席キロあたりの燃油費込みのユニットコスト(CASK)は0.4円下がって7.7円となり、初めて7円台を達成した。

 通期の有償旅客数は、5.7%増の175万2713人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は0.2%減の27億8354万3000座席キロ、有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)は5.6%増の18億3342万2000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は3.6ポイント上昇し65.9%だった。

 2016年4月に発生した熊本地震の影響はあったものの、前年度を上回る利用があった。8月には初の試みとして、羽田-那覇間の臨時便を、2017年1月には羽田-ソウル(仁川)間の深夜早朝国際チャーター便を運航した。

 自己資本比率は34.8%。配当は1株500円と、就航15周年記念配当150円を予定している。

◆18年3月期通期予想

 2018年3月期(今年度)の業績見通しは、売上高が2017年3月期比0.7%減の379億円、営業利益が64.8%減の14億円、経常利益が53.3%減の16億円、純利益が57.9%減の10億円を見込む。

 前年度は燃油価格が低く推移したことで燃料費を抑えられたが、今年度は価格上昇による影響を見込んでいるほか、LCCなど競合他社との競争激化などを予想している。また、8月には就航15周年を迎える。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/29(月) 9:55
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