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レゴランドショック吹き飛ばしたナガシマリゾートの底力

5/29(月) 10:27配信

東スポWeb

 ナガシマリゾート(三重県桑名市)が絶好調だ。3月オープンの4Dスピンコースター「嵐」、4月にスタートした国内最大級の岩盤浴エリア「湯あみの岩盤浴」と新しいアトラクションや施設が大人気でGW期間中には90万人もの入場者(ナガシマリゾート発表)を記録。レゴランド・ジャパン(名古屋市港区)開業による影響が心配されていたが、“東海地区ナンバーワン・レジャー施設”としての強さを見せつけている。

「少なからず影響は出るのではないか」。今年4月にレゴランド・ジャパンが開業した時、ナガシマリゾート関係者の間ではこんな声があがっていた。ナガシマリゾートの中心施設であるナガシマスパーランドとレゴランド・ジャパンは伊勢湾岸自動車道でわずか15分ほどの距離。世界的にも有名な大型レジャー施設がすぐ近くにオープンするとなれば、ナガシマサイドが危機感を抱くのも当然だった。

 だが、フタを開けてみるとそれは杞憂に終わった。今年のGW期間中(4月29日~5月7日)にナガシマリゾートを訪れた人は90万人を記録。この数字は2016年と同じだった。昨年はGW期間(4月29日~5月8日)が10日間だったのに対し今年は9日間だったことを考えると1日当たりの入場者数は昨年よりアップしている。心配されていた“レゴランドショック”を完全に吹き飛ばした格好だ。

 ナガシマスパーランドは全57種類のアトラクションが揃う日本最大級の遊園地。特に絶叫系マシンでは他の追随を許さず、ローラーコースターは日本国内のテーマパーク、遊園地の中で最多の12種類を誇る。中でも注目を集めているのが3月にオープンしたばかりの4Dスピンコースター「嵐」だ。急加速、急勾配、無重力、スリリングなスイングやスピンといった予想もつかない動きの新感覚コースターは早くも大人気で「何度乗っても座席が回転するタイミングはわからないと思います」(木村幸生企画宣伝部課長代理)とナガシマリゾートはその魅力に絶対の自信を持っている。

「嵐」の他にもコース全長世界一の「スチールドラゴン2000」、うつぶせのまま滑走する元祖フライングコースター「アクロバット」、日本最大の木製コースターでナガシマスパーランドのシンボル的アトラクションである「ホワイトサイクロン」などがズラリと揃っているが、ナガシマリゾートの売りは絶叫系マシンだけではない。約111万3500平方メートルの広大な敷地には他にも世界最大級の「ジャンボ海水プール」や日帰り大自然露天風呂「長島温泉 湯あみの島」、さらに「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」に「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」と多彩な施設が目白押しだ。

 「湯あみの島」には国内最大の総床面積(1111平方メートル)となる岩盤浴エリア「湯あみの岩盤浴」が4月にオープンした。また、同じ長島町にある「なばなの里」は夜景鑑賞士が選ぶイルミネーションランキングで毎年、全国トップ争いを演じている。メーン会場では高さ30メートル、横幅155メートルの大パノラマが今年も大きな話題を呼び、GW中まで夜景を楽しむことができた。

 レゴランドが2歳から12歳の子供とその家族をメーンターゲットにしているのに対し、子供からお年寄りまですべての世代を対象としてるのがナガシマリゾートの特徴。「お子さんが遊園地で遊んでいる間にお母さんたちにはジャズドリームで買い物を楽しんでもらい、おじいさん、おばあさんは湯あみの島で温泉につかってのんびりくつろいでいただければ。ナガシマリゾートは3世代の方に楽しんでいただけると思います」(前出の木村課長代理)。バリエーション豊富な施設が揃っていることによる多様性。それこそがナガシマリゾートの強みといえそうだ。

最終更新:5/29(月) 10:41
東スポWeb