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ヒップホップ誕生を描くNetflix『ゲットダウン』、シーズン1で終了することが明らかに

5/29(月) 22:40配信

bmr.jp

ヒップホップ誕生を描くNetflix『ゲットダウン』、シーズン1で終了することが明らかに

ヒップホップ誕生を描くNetflix『ゲットダウン』、シーズン1で終了することが明らかに

1970年代末のニューヨークを舞台に、ディスコ全盛期の中で産声を上げたヒップホップの誕生の瞬間にフォーカスしたNetflixドラマ『ゲットダウン』が、今年4月に配信がスタートしたシーズン1後半をもって終了することが明らかになった。

1977年から1979年のニューヨーク サウスブロンクスを舞台にした『ゲットダウン』は、ディスコ全盛の中でアンダーグラウンドで産声を上げたラップ・ミュージック/ヒップホップ・カルチャーがどのように誕生し、受け入れられていったかを描いたドラマ。映画『華麗なるギャツビー』、 『ムーラン・ルージュ』などで知られるバズ・ラーマンが製作・監督を務め、バズ・ラーマンにとって初のTVシリーズとなることでも話題となったが、“ヒップホップ誕生”を描くということもあって、ニューヨークのカリスマ・ラッパーであるナズがエグゼクティヴ・プロデューサーに名を連ねており、またアソシエイト・プロデューサーを担当するグランドマスター・フラッシュを始め、ヒップホップ創生期のレジェンドたちが協力しているという面でも注目を集め、史実を意識したフィクション作品となっている。

また1話から6話までとなるシーズン1前半のパート1が配信された昨年8月には、豪華アーティストたちによるコラボレーションが実現した公式サウンドトラック『The Get Down (Original Soundtrack From The Netflix Original Series)』がRCA Recordsから発売。「当時のディスコ・ヒット」という設定となったナイル・ロジャースとクリスティーナ・アギレラによるコラボ曲“Telepathy”は米ダンス・チャートで1位を獲得するなど評判を呼んだ。

今年4月には、7話から11話までとなるシーズン1後半のパート2が配信されたばかりだが、シリーズものとして製作されていた『ゲットダウン』は、しかし続くシーズン2の製作を止めたことが明らかになった。これはDeadlineが独占ニュースとして最初に報じたもので、これを受けてバズ・ラーマンが自らFacebookで事情を説明。バズ・ラーマンは、製作の遅れにより『ゲットダウン』のシーズン1に2年以上も拘束されたこと、それによりシーズン2にこれまでのように専念できる時間がないことなどの問題を挙げながらシーズン2の製作中止を認めた。

『ゲットダウン』は元々、2015年2月に製作が発表されたものの、製作・撮影はなかなか進まず、また当初の製作総指揮であるショーン・ライアンが途中で離脱、バズ・ラーマンが急きょその任も担うことになるなどのゴタゴタもあり、製作のあまりの遅延から、Netflixのオリジナル連続ドラマでは異例となる、シーズン1を前半と後半の2度に分けて配信するという選択がなされ、2016年8月になってようやく前半が配信された。しかし製作の長期化に伴い、シーズン1の製作費は1億2000万ドル(およそ133億円)というTVシリーズとして過去最大規模の巨額に積み重なったとも報じられており、加えて、シーズン1前半の視聴者数が低迷したこともあってか、当初は全13話を予定していたものの、今年4月に配信されたシーズン1後半は、最終話こそ通常より長い75分になったものの5話に留まり、全11話に縮小されるなど厳しい状況にあった。

バズ・ラーマンは、エンターテイメント系メディア Vultureで先月公開されたインタビューの時点で、シーズン2の冒頭をすでに製作中だと話していた。一方で、シーズン2については製作総指揮の座を降り、別の適切な人物に譲りたいとも漏らしていた。

最終更新:5/29(月) 22:50
bmr.jp

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