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JAL、成田2路線9月就航へ メルボルンとコナ パリ10月運休

5/29(月) 17:18配信

Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は5月29日、9月に成田-豪メルボルン線とハワイ島・コナ線を開設すると発表した。メルボルンへの乗り入れは初めて。コナは2010年10月以来、およそ7年ぶりに再就航する。また、10月から成田-パリ線を運休する。

◆メルボルン9月1日から

 成田-メルボルン線は9月1日から、1日1往復を運航する。運航機材はボーイング787-8型機の新仕様機「スカイスイート787(SS8)」(161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を投入する。

 メルボルン行きJL773便は成田を午前10時30分に出発し、午後9時55分に到着する。成田行きJL774便はメルボルンを午前0時5分に出発し、午前9時5分に到着する。メルボルン発は現地時間9月2日から運航を開始する。

 JALがメルボルンに乗り入れるのは初めて。JALが運航する豪州路線は、成田-シドニー線に続く2路線目となる。シドニー早朝着・午前発とは異なるスケジュールを設定することで、利用客の利便性向上を図る。

 成田-メルボルン線は現在、JALと同じ航空連合「ワンワールド・アライアンス」に所属するカンタス航空(QFA/QF)が、週6往復を運航している。

◆コナは往復とも直行

 成田-コナ線は9月15日から、1日1往復を直行便で運航する。運航機材は767-300ER「スカイスイート767(SS6)」(199席:ビジネス24席、エコノミー175席)を投入する。

 コナ行きJL770便は成田を午後9時25分に出発し、午前10時15分に到着する。成田行きJL779便はコナを午後0時15分に出発し、翌日午後4時に到着する。

 JALのハワイ路線は現在はホノルル線のみで、成田から1日4往復、関西と中部(セントレア)からは1往復ずつ運航している。羽田からも1日1往復を運航していたが、4月1日に羽田-ニューヨーク線を就航したことで、発着枠の関係により同日から運休。成田発着に変更している。

 コナ線は1996年6月から、週3往復で運航を開始。成田発はコナへ直行し、コナからはホノルルを経由し運航していた。2010年10月の運休まで三角運航を継続し、1日1往復を運航していた。

 コナからの日本路線は、ハワイアン航空(HAL/HA)が2016年12月20日から、羽田への乗り入れを開始。週3往復を深夜便で運航している。

◆パリは羽田集約

 成田-パリ線は、10月29日の冬ダイヤから運休する。パリ線は羽田発着に集約し、1日1往復の運航を継続する。

 JALの成田-パリ線は現在、1日1往復を787-8(SS8)で運航している。同路線はフランス国内で発生したテロの影響を受け需要が大幅に低迷し、2016年と2017年は、それぞれ1月から2月にかけて期間運休した。

 同路線は全日本空輸(ANA/NH)も運航していたが、2015年10月25日から運休し、羽田に集約している。

◆3月末で監視終了

 JALは3月31日まで、国土交通省航空局(JCAB)が2012年8月10日に示した文書「日本航空への企業再生への対応について」(いわゆる8.10ペーパー)に基づき、新規の大型投資や新路線開設が監視対象になっていた。

 JALは2010年1月19日に経営破綻。企業再生支援機構の支援により、2012年9月19日に東京証券取引所第1部へ2年7カ月ぶりに再上場を果たした。再上場により、機構は保有する1億7500万株をすべて売却し、出資した3500億円の約2倍にあたる額を国庫に返納している。

Yusuke KOHASE

最終更新:5/29(月) 17:18
Aviation Wire