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【パンクラス】田中が元UFC日沖をわずか14秒で一撃失神KO

5/29(月) 11:57配信

イーファイト

「PANCRASE 287」(5月28日 東京・ディファ有明)

▼第6試合 フェザー級 5分3R
〇田中半蔵(シューティングジム横浜/パンクラス・フェザー級9位)
KO 1R 14秒 ※左フック
●日沖 発(ALIVE/パンクラス・フェザー級1位)

【フォト】大の字になった日沖と大喜びの田中

 日沖は今回がプロ41戦目のベテランで、これまで戦極(SRC)フェザー級王座、修斗世界ライト級王座、TKO世界フェザー級王座を獲得した日本が誇るトップファイター。UFCからの帰還後はパンクラスで2連勝を飾っている。

 対する田中は前日の公開計量で「ランキング1位の日沖選手を倒して1位をいただきます」と“大物食い”を宣言していたが、試合は、まさにその通りの結果になった。しかも衝撃の1R、一撃失神KOで。

 試合が始まると、180cmと長身の日沖は170cmの田中に対し、リーチ差を生かして積極的に前に出て攻めて行く。左脚を前にしたオーソドックスの構えから、右の前蹴りをボディに入れ、すぐさま左ストレートを放つ。そしてサウスポーにスイッチすると、左ストレートを打ちおろしていく。

 ケージ際に田中を追い詰め、さらに左パンチを出した日沖に、田中は左のカウンターパンチ。これが日沖のアゴを捉え、日沖は糸が切れたマリオネットのようにマットに崩れ落ちた。

 この一撃で日沖は失神したため、レフェリーがすぐさま割って入り、試合終了。わずか14秒でのKO劇だった。

 田中はケージに駆け上って、勝利の雄たけびを上げた。まさかの日沖の秒殺KO負けに、会場は騒然となった。日沖はその後もしばらく失神したままで、担架でケージから運び出された。

 これで戦績を12勝(7KO)4敗とした田中は、マイクを渡されると「シューティングジム横浜、ランキング9位の田中半蔵です。ちょっと自分でもビックリしてます」と驚きを隠さない。「え~、ランキング1位、いただいていいんでしょうか?」と朴訥(ぼくとつ)な雰囲気を漂わせながら言うと、会場からは拍手とともに「いいぞ!」という声が起こる。

「真ん中にいるランカーには申し訳ないんですけど、飛び級でタイトルマッチ、行かしてもらいたいです。酒井さん、よろしくお願いします」と酒井パンクラス代表にタイトル戦を直訴し、頭を下げた。

 日沖は前日の計量で「思い切りやります。自分を出せれば結果的に勝てる。自分のペースで戦います」と、語っていた。その言葉通り、最初から思い切り攻めて行ったが、今回はそれが裏目に出てしまったようだ。

最終更新:5/29(月) 13:16
イーファイト