ここから本文です

升目使ったステップ運動普及 かすみがうら

5/29(月) 7:00配信

茨城新聞クロスアイ

升目を使った足の運動で老化を防ぐ「スクエアステップ」がかすみがうら市内で広がりを見せ、高齢者の認知症予防や身体機能維持に一役買っている。市内では現在、住民らで組織するスクエアステップの会が活動し、約80人が同運動に参加。市も道具の購入やリーダー研修会の開催などで支援。仲間と健康づくりを楽しみ、周辺自治体との交流にも貢献している。

スクエアステップは、25センチ四方の升目が書かれた縦2・5メートル、横1メートルのマットを使い、前後左右にさまざまなパターンのステップを踏む軽運動。筑波大体育系の大蔵倫博准教授が考案し、高齢者の転倒防止や認知機能向上などに効果があるとされる。

同市では、かすみがうらスクエアステップの会が活動し、60~80歳代の男女が参加。会長の萩原博さん(72)は「簡単なステップから複雑なステップまでを1時間行うと、脳と体が活性化し認知症や介護予防になる。初めての人にも開かれた会にし、笑顔で楽しい雰囲気をつくるのが大切」と運営面の工夫を話した。

市もスクエアステップの普及を後押しし、マットを購入して希望する団体に貸し出しているほか、リーダー養成の研修を開いて普及を図っている。高齢者施設での実践も見込む。

23日、かすみがうら、牛久両市のスクエアステップの会がかすみがうら市深谷のあじさい館で合同の交流会を開いた。合わせて約60人がスクエアステップや脳トレ、ゲーム、童謡などの歌を楽しんだ。牛久市スクエアステップの会会長の高梨明子さん(72)は「リーダーのスキル向上を進めながら他市との交流の輪も広げたい」と語った。

萩原さんは「スクエアステップはウオーキング1~2時間と同等の足腰の運動になる。小学校や若い人にも勧めていければ」と期待を込めた。 (綿引正雄)

茨城新聞社