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ヴェンゲルが考える最も困難な時期とその原因「もう一度やれと言われても、断る」

5/29(月) 12:19配信

GOAL

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、2006年に行われたホームスタジアムの移設が、困難な時期が始まるきっかけだったと『BTスポーツ』に語っている。

アーセナルは、2006-07シーズンを前に4億ポンド(約570億円)を投じ、ハイバリーから6万人を収容できるエミレーツ・スタジアムに本拠地を移した。しかしこれ以降、クラブは大幅に補強費用を削減せざるを得なくなり、ヴェンゲル監督はアシュリー・コール、サミル・ナスリ、バカリ・サニャ、ガエル・クリシ、セスク・ファブレカス、ロビン・ファン・ペルシといった主力の放出に踏み切った。

そのような難しい状況下でも今シーズンまでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保し続けたヴェンゲル監督の功績は称賛に値する。しかし、2005年から2014年までメジャータイトルを逃し続けた同指揮官は批判にさらされていた。

ヴェンゲル監督は「2006年から最も困難な時期が始まった。補強費用は削られ、我々は巨額の返済に追われた。さらに選手の売却も迫られる中で、CLに出場することを義務付けられ、5万4000ものサポーターを幸せにしなければならなかった」と当時を振り返る。

続けて「スタジアムの建設に関してはさまざまな議論があった。しかし規模に関して計算上はシンプルなものだった。1席あたり4000ポンド(約57万円)として、6万を掛ければ、2億4000万ポンド(約342億円)になる。プラスしてさまざまな費用が掛かり、合計すると4億2000万ポンド(約599億円)以上になった。我々は毎年巨額の返済に追われた。だからCLに出場し続けなければならなかった」と返済のためにヨーロッパの舞台で戦う義務があったと言及。

さらに、フランス人指揮官は「今は(プレミアリーグの)放映権がCLに出場して得られる報酬を凌駕している。でもあの時はCLに出る必要があったから、2006年から2014年までの間、私はとてつもなく大きな重圧を受けていた。今、もう一度同じことをやってみろと言われても、私はきっぱりと断る。あれは信じられないぐらいタフな時期だった」と話している。

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最終更新:5/29(月) 12:19
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