ここから本文です

神津カンナ氏「美空ひばりさんのカリスマ性を改めて実感」

5/29(月) 13:17配信

東スポWeb

 昭和を代表する歌手・故美空ひばりさん(享年52)を偲ぶ「第80回 美空ひばり生誕祭」が29日、東京都内の浅草公会堂で行われ、親交の深かったエッセイストの神津カンナ氏(58)とひばりさんの長男・加藤和也氏(45)がトークショーを行った。

 会見場に30分遅れで現れ「すみません」と平謝りした加藤氏は、亡き母の遺影を前に「もし今も生きていたら、どんなおばあちゃんになっていたんだろうな。きっとあまり変わっていなかったんだろうなと思う。いてくれたらうれしいが、怖い気もする」と苦笑した。

 神津氏は「母(女優の中村メイコ)が83歳なのでそんなものかも。80過ぎてもやっぱり歌っているかな。ひばりさんはすぐ歌っちゃう方なので。昔、映画を一緒に見に行ったときも、上映前の宣伝に合わせて歌っていた。皆でカラオケをやる時にも、ひばりさんの前で誰も歌えずにいたら、ひばりさんがどんどん歌う。そんな人だった」と思い出を語った。

 また、神津氏は「子供のころ、ひばりさんが我が家に泊まられることがあった。翌朝、学校のスキーツアーの集合場所に行く際、好奇心の強いひばりさんに送っていくと言われて、リムジンにリュックとスキー板を載せて向かったことがある」とエピソードを披露。

 家紋入りのリムジンからマスクにサングラス姿のひばりさんが顔をのぞかせると、バスの皆はあ然。「ひばりさんは好奇心が強いから、どんなものかといつまでもリムジンから見ていた」という。

 ところで、加藤氏は幼いころからひばりさんの吹き込んだ読み聞かせテープで童話に親しんだ。これはひばりさんの親友・中村の教育方針にならったものだった。

 加藤氏は「17歳の時、母が亡くなった。自宅で遺体を前にぼう然としていた姿を見て、中村(メイコ)さんはわざわざ1週間後に読み聞かせテープを送ってくださった。よく眠れた」と中村の気遣いに感謝した。

 神津は「それ、大人の本じゃないの」と冗談を飛ばしながらも「自分が52歳を過ぎてもあんな貫録は出ない。自分がひばりさんの生きた年齢を超えた時、本当に立派でカリスマ性のある人だったんだなと改めて感じた」と、ひばりさんの偉大さを強調した。

最終更新:5/29(月) 13:54
東スポWeb