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男子決勝は清水東―静学 静岡県高校総体サッカー

5/29(月) 8:06配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 ■男子準決勝(28日、草薙陸上競技場)

 清水東 2(2―1 0―0)1 常葉大橘

 ▽得点者【清】古島(永島)永島(尾崎)【常】大山(PK)

 静岡学園 1(0―0 1―0)0 浜名

 ▽得点者【静】江口(東山)



 ■古豪、19年ぶり「あと1勝」 清水東

 スタンドに駆けつけたOBらの大声援を背に、ブルーのユニホームが躍動した。サッカー王国を支えた古豪、清水東が常葉大橘を下し、19年ぶりに県総体決勝へ進出した。

 中部大会決勝では常葉大橘に0―3で敗れていた。だが、序盤からボールを支配し続け、前半5分に永島の左クロスを古島が押し込んで先制。PKで追い付かれても引かずに攻め続け、33分に永島が「絶対にもう一度突き放す」と約20メートルのミドルシュートを豪快に突き刺した。「負けたらベンチの3年生は引退。まだ(引退)させない」と同級生と喜びを分かち合った。

 全国総体は4度頂点に立っているが、出場は1992年を最後に遠ざかっている。かつての栄光を知らない現役選手は、OBの渡辺監督らから強豪の地位を築いた逸話を聞き、伝統の重みを実感している。小林主将は「県の決勝で勝ち、全国でも勝ってこそ名門復活」と決勝に向け慢心はない。



 ■終了間際に決勝点 2冠へ執念見せる 静学

 県総体連覇と新人大会との2冠を狙う静岡学園は、試合終了間際のセットプレーで決勝点を奪い、守備を固めた浜名を振り切った。川口監督は「相手の守備が素晴らしくこじ開けられなかったが、最後のワンチャンスをよく生かした」と集中力を切らさなかった選手たちをたたえた。

 勝利の立役者は185センチのCB江口。今大会3点目でいずれも頭で決めた。「空中戦は負けない自信がある」と江口。大阪出身で足元の技術を吸収しようと静岡学園を選んだが、得意のヘディングでも成長している。

 守備も4試合連続無失点と死角は見当たらないが、主将の渡井理は「昨年のチームと比べて単純なミスが多い」と反省。生命線となるパスの精度を上げ、決勝の舞台に臨む。

静岡新聞社