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豊作を願い御田植祭 中学生ら装束姿で神事 森町、小国神社

5/29(月) 8:27配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 森町の小国神社の神事「御田植祭」(同神社田遊び神事保存会、同神社御田植祭伝承会主催)が28日、同町一宮の水田で執り行われた。五月女と五月男(さおとこ)の装束姿の町立旭が丘中生らが古式ゆかしく苗を植え、豊作へ願いを込めた。

 神事では氏子青年会OB会の関係者らが代かき牛に扮(ふん)して所作を披露し、子孫繁栄などを祈った。同校の1~3年生12人は雅楽の音色に合わせ、体をひねったり苗を掲げたりするなどして田植えに取り組んだ。

 3年の男子生徒は「以前から参加したかった。伝統ある行事に参加でき、うれしい」と充実感をにじませた。

 町教委などによると、神事は1680年の「遠州一宮記録」にも記述が残り、例祭に次ぐ同神社の重要な行事だった。「小国神社田遊び」が国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選ばれたのを機に2007年、明治以降は簡略化して受け継がれてきた御田植祭を関係者が本格的に復活させた。

静岡新聞社