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泉谷、くまモン、WANIMA、レキシ、電気、ウルフルズ……。悲願の『阿蘇ロックフェスティバル』に1万人が集結

5/29(月) 19:35配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

シンガーソングライターの泉谷しげるが発起人の『阿蘇ロックフェスティバル2017』が、5月27日に熊本県野外劇場アスペクタにて開催された。

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2016年4月に発生した熊本地震により開催を断念し延期となった『阿蘇ロックフェスティバル2016』。悲願であった2年ぶりの本フェスティバルには、2016年に出演予定だったアーティストとほぼ同じメンバーが集結。会場のアスペクタには約1万人の観客が集結し、2年越しの想いがかなった日となった。

トップバッターはLEGENDオブ伝説 a.k.a サイプレス上野。J-POPを中心とした、盛り上がること必至のDJパフォーマンスを披露し、早くから詰めかけた観客を楽しませた。

続いて、発起人の泉谷しげるとスマイリー原島がステージに上がり、ゲストのくまモン、芸人のケンドーコバヤシとともに、『阿蘇ロックフェスティバル2017』の開幕を宣言した。

オープニングアクトには、本フェスで初お披露目となる、妄想キャリブレーションとでんぱ組.incの所属メンバーによる新ユニットが登場。藤崎彩音×星野にぁによるユニット“ニァピン”が「PINKY☆STAR」を、相沢梨紗×桜野羽咲によるユニット“LAVILITH”が「スバラシキセカイ」を披露し、華やかなダンスでも観客を魅了した。最後に古川未鈴 with 妄想キャリブレーションスペシャルユニットで「激ヤバ∞ボッカーン!!」を歌い、阿蘇ロックフェスならではの貴重なパフォーマンスを見せた。

次に登場したのは、地元・熊本出身のロックバンドWANIMA。今大人気とあって、登場するや否や割れんばかりの歓声が上がる。「みんなに会いたかったぞー!」と叫び、地元に帰ってきた喜びを伝えた。熱くパワフルな演奏と実直な歌詞に魅了される観客たち。後半は「ともに」「やってみよう」の熱演でオーディエンスのテンションをさらに高めた。

続いて、サンボマスターが登場。「ミラクルをキミとおこしたいんです」「世界をかえさせておくれよ」の熱唱で、サンボならではの熱狂的な盛り上がりを見せる。MCでは彼らの故郷・福島についても触れ、「いろいろあるけど全部忘れて最高の日にしようぜー!」と叫び、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の熱いパフォーマンスでステージを締めた。

イルカの風船を持って登場したレキシ。「KMTR645」を披露したあと、十二単を羽織って歌った「SHIKIBU」では間奏中に和歌を詠んで笑いを誘う。恒例グッズの稲穂を振る多くの観客に、「お前ら、稲穂買っちゃってバカだなぁ」とうれしそうに弄り、「狩りから稲作へ」ではコールアンドレスポンスを楽しんだ。最後に「きらきら武士」で会場全体が踊り出し、最後までレキシならではの温かい笑いに包まれたステージとなった。

特別出演したのは、地元の高森中学校・高森高校吹奏楽部の生徒たち。「LOVE POP SOUL!」と「銀河鉄道999」を演奏し、雄大な自然に美しく響き渡る音色に観客はしばし聴き入った。

続く、電気グルーヴは揃いの赤いアロハシャツスタイル、ピエール瀧はさらにシルバーのシルクハットという奇抜なスタイルで登場すると、「人間大統領」を歌い出す。ピエール瀧と石野卓球のツインボーカルの絶妙なコンビネーションに心地良さそうに踊る観客たち。ラストには「富士山」を歌って爆発的な盛り上がりを見せ、最後に「阿蘇山ー!!」と叫んで会場を沸かせた。

2年前の阿蘇ロックに続き、2度目の出演となるスチャダラパー。「MORE FUN-KEY-WORD」「ライツカメラアクション」を立て続けに披露し、「また来ることができて良かった!」と語った。新曲の「サマージャム2020」では観客との掛け合いで場を盛り上げる。「心のベストテンいきますか~!」という言葉で、会場の熱はさらに上昇。「今夜はブギー・バック」を観客とともに歌い上げ、往年の名曲に酔いしれた。

ウルフルズの登場に沸く会場。1曲目の「バンザイ~好きでよかった~」を歌い出すと大きな歓声が上がり、早くもボルテージは最高潮に。MCでは「泉谷さんありがとう! 呼んでくれて」と言葉を掛け、「笑えれば」でソウルフルな歌声を響かせた。新しいアルバムから「せやなせやせや人生は」「バカヤロー」を披露し、阿蘇中に響き渡るような伸びやかな歌声で観客を魅了。「ええねん」でさらに会場を盛り上げたあと、ラストの「ガッツだぜ!!」では観客とともに拳を突き上げて熱唱した。

大きな拍手で迎えられたのは、大トリの泉谷しげる。「ノンストップでいくぞ、覚悟しろよ!」と叫び、「レガシー」を渋みのある声でパワフルに、「すべて時代のせいにして」「眠れない夜」を哀愁たっぷりに歌い上げた。「春夏秋冬」が始まると観客も自然と口ずさむ。間奏中に「自分のためにそっと歌え」と声を掛け、“今日ですべてが終わるさ”から始まる名フレーズを全員で歌った。

「時よ止まれ 君は美しい!」ではバンドとの息もピッタリのロックサウンドを響かせ、泉谷自らアンコールを高らかに叫んで「野性のバラッド」を披露。曲中にステージを降りて観客のもとに駆け寄ると、「写真を撮れ!」と煽り、さらに会場を盛り上げる。ステージに戻り、フラフラの状態で歌い切った泉谷に「来年も帰ってこいよー!」と来年の開催を願う声が至るところから上がった。

必ず雨が降ると言われるアスペクタだが、2年ぶりの開催を祝福するかのような快晴の下、大成功のうちに幕を閉じた。

『阿蘇ロックフェスティバル2017』OFFICIAL WEBSITE
http://aso-rockfes.com/