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銀杏BOYZが新体制お披露目、ネバヤンと迎えたツアー初日

5/29(月) 13:04配信

音楽ナタリー

銀杏BOYZが昨日5月28日に東京・新木場STUDIO COASTにて、never young beachを迎えたツーマンライブ「東京のロック好きの集まり」を開催した。

【写真】never young beach(撮影:村井香)(他19枚)

このツーマンライブは銀杏BOYZが「ロック好きの集まり」と銘打って東京、大阪、宮城の3都市で行うツアーの初日公演として実施したもの。銀杏BOYZはこの日のライブで、なじみのバンドメンバーである藤原寛(B / AL)、山本幹宗(G / ex. The Cigavettes)に加え、classicusより岡山健二(Dr)、古舘佑太郎の新バンド・2より加藤綾太(G)を迎えた新体制をお披露目した。

ゲストのnever young beachは「夏がそうさせた」でゆるやかにライブを開始。スピーディに駆け抜ける「Motel」、小気味いいカッティングギターが印象的な「どんな感じ?」といったナンバーで観客を盛り上げる。大盛り上がりのフロアを見渡した安部勇磨(Vo, G)は「正直、銀杏のファンの人は(自分たちのことを)好きじゃないんだろうなってビビってたんです。手拍子とかしてくれてありがとうございます」と安堵の表情を浮かべた。安部をはじめ、ネバヤンメンバーには銀杏BOYZ好きが多く、巽啓伍(B)は2007年12月から2008年1月にかけて行われた銀杏BOYZのツアー「せんそうはんたいツアー」に足を運んでいたことを明かし、安部が「楽屋に峯田(和伸)さんがいることを理解できない」と念願の競演について感慨深げに語る一幕も。最後のブロックでネバヤンは「明るい未来」「お別れの歌」を続けて届け、笑顔でステージを下りた。

銀杏BOYZは昨年行った約8年半ぶりのツアー「世界平和祈願ツアー 2016」の流れを汲んだセットリストでライブを展開。弾き語りの「人間」にはじまり、盛大なシンガロングが起こる「若者たち」など、ライブでおなじみのナンバーが次々と届けられていく。いつものように観客からの罵声を浴びた峯田は「生きて会えたことがうれしい。なんでもネットで済む時代にこうやって会いに来てくれてありがとう」とファンに感謝の気持ちを伝えつつ、7月から3カ月連続で発表するシングルのレコーディングの進捗状況などを報告。「お客さんの前で歌うのは全然違う。生きててよかったなと思う。今日みたいな日を真空パックして生きられる」と4カ月弱ぶりに観客とライブハウスで会えた喜びを語った。

また峯田はアリアナ・グランデのイギリス・マンチェスターでの公演後に起きた自爆テロ事件について言及したのち、会場に「黙祷をしてくれませんか?」と呼びかけて、観客と共に30秒の黙祷を被害者へと捧げた。そして「僕たちは世界を変えることはできません。でもロックは僕を変えてくれました」と語り、7月26日にリリースする「エンジェルベイビー」を披露。観客は拳を突き上げ、峯田のロックへの愛が詰まったナンバーに応えた。

ライブ終盤、峯田は「最近思ったんですよ。自分がやりたい音楽をやりたいんじゃなくて、やらなきゃいけない音楽をやりたいんだなと。自分がやりたい表現をやっている人は尊敬していますけど、“やらなくちゃいけないものをやっている”という意思が見える人がカッコいいなと思って」と覚悟を決めた様子で語る。そのまま「新訳 銀河鉄道の夜」へ突入し、星空のような照明がステージ上空に灯る中、峯田はスケール感のあるバンドアレンジに乗せて力強い歌声を響かせた。

銀杏BOYZは6月9日には大阪・BIGCATにてミツメを迎えた「大阪のロック好きの集まり」、28日には宮城・Rensaにて柴田聡子を迎えた「仙台のロック好きの集まり」を開催。10月13日には初の東京・日本武道館単独公演「日本の銀杏好きの集まり」を控えている。

銀杏BOYZ presents「大阪のロック好きの集まり」
2017年6月9日(金)大阪府 BIGCAT
<出演者>
銀杏BOYZ / ミツメ

銀杏BOYZ presents「仙台のロック好きの集まり」
2017年6月28日(水)宮城県 Rensa
<出演者>
銀杏BOYZ / 柴田聡子

銀杏BOYZ「日本の銀杏好きの集まり」
2017年10月13日(金)東京都 日本武道館

最終更新:5/29(月) 13:04
音楽ナタリー