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野村萬斎、「文化の香りに満ちている」と主演作「花戦さ」に自信

5/29(月) 14:48配信

映画ナタリー

本日5月29日、「花戦さ」の舞台挨拶が東京・有楽町朝日ホールにて行われ、主演の野村萬斎をはじめとするキャスト8名と監督の篠原哲雄が登壇した。

【写真】「花戦さ」ポスタービジュアル(他30枚)

鬼塚忠の小説を原作にした本作は、戦乱で荒れ果てた京都が舞台の時代劇エンタテインメント。花を生けることで人々の心に平穏をもたらす花僧・池坊専好が、時の最高権力者・豊臣秀吉に戦いを挑む。

舞台挨拶には萬斎と篠原のほか中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作が登壇。専好役の萬斎は「髪の毛伸びました」と開口一番冗談を飛ばし、「少年のような役をやらせていただきました。チャンバラではなく花によって戦に挑んでいく姿に注目してください」とアピールする。千利休を演じた佐藤は「ギラギラじゃない佐藤浩市が見れます」と挨拶した。

織田信長に扮した中井は「撮影は2日間、シーンでいうと3シーンぐらいしか出てません。私が出てるのは最初と最後なので、『出てなかったなあ』と思う人は最初から寝てたんだと思います」と冗談交じりにコメント。前田利家役の佐々木は「ポップな時代劇になっています。肩肘張らず楽しんでください」と観客に呼びかける。

京都で撮影された本作について萬斎は「スタジオに入るとみんなが京都弁でしゃべり始めました。ネイティブな人からエセっぽい人までみんなが方言に慣れようとしていましたね」と振り返る。佐藤との共演シーンに関して萬斎が「お茶のお点前に癒やされました」と語ると、佐藤は「茶道の所作は大変でした。観ている方々が違和感を感じないようにと思っていました」と返答。続けて「でも監督はほとんど手しか撮ってくれないので、吹替でもよかったんじゃ」と述べ、会場の笑いを誘った。

最後の挨拶を振られた萬斎は「日本の文化がたくさん詰まっています。これからの文化の教科書になるんじゃないかというぐらいに文化の香りに満ちている。そして武力に対抗する対話のためにこそ文化芸術があることを確信しています。日本の力を感じていただければ」と思いを語った。

「花戦さ」は、6月3日より全国ロードショー。

※記事初出時、日付に誤りがありました。お詫びして訂正します。



(c)2017「花戦さ」製作委員会

最終更新:6/3(土) 16:54
映画ナタリー