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ノウハウの蓄積で勝負する低圧太陽光向けO&Mサービス

5/29(月) 15:21配信

スマートジャパン

■これまでの受託業務を強みにO&Mサービスを展開

 2017年4月1日から施行された改正FIT法。大きなポイントの1つが、運用保守(O&M)が義務付けられたことである。各社がO&M関連の取り組みを強化する中、ミライト・テクノロジーズは、発電量データを活用した中小規模向け「低圧太陽光発電設備O&Mサービス」の提供を2017年5月25日から開始した。

【O&Mサービスのフロー】

 遠隔監視や現地駆け付け、定期点検などのメンテナンスサービスの他、雑草対策やパネルの洗浄などといった発電量を安定的に確保するための単独メニューも提供している。

 遠隔監視はNTTスマイルエナジーが提供する「エコめがね」を活用。エコめがねはPCやスマートフォンなどから太陽光発電をいつでも遠隔監視できるサービスであり、これまでにパネル総量で1GW(ギガワット)を超える導入実績があるという。

 現地駆け付けは、トラブルが発生した場合に3営業日以内に現地に駆け付けるサービスだ。定期点検は年に1度、設備目視点検と接地抵抗、絶縁抵抗試験を行ってくれる。

 ミライト・テクノロジーズの広報担当者は、同サービスの優位性について「O&Mと点検業務における受託実績」と語る。同社はメガソーラー発電所を中心に、全国12カ所の太陽光発電所でO&M業務を受託してきた。また約70カ所の高圧発電設備の点検業務を受託したことで、O&M業務のノウハウを蓄積したことが「他社にない強み」とする。

 受け付け窓口応対サービスが、平日と土日祝日に限らず9:00~21:00まで対応していることも、これまでの受託業務において培ってきた体制といえるだろう。

 サービスの金額は「非公開」(同社広報担当者)としており、個別の問い合わせという。対応地域は、離島などの一部地域を除いた日本全国である。基本のサービスパックには機器の修理は含まれず、現地駆け付けで判明した場合は別途有償となる。

 ミライト・テクノロジーズはIoT(モノのインターネット)の進展により、各種センサーを通じて収集・蓄積されたビッグデータの活用によるサービス展開や、付帯するネットワークの構築、保守・運用サービスの提供といったICT分野を中心とした事業の強化を中期的戦略に掲げている。この戦略の一環として、同サービスの提供を開始した。