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【日本ダービー】2着スワーヴリチャード 緩い流れを味方にできず完敗

5/29(月) 22:00配信

東スポWeb

 日本ダービー(28日=東京芝2400メートル)は、2番人気のレイデオロ(牡・藤沢和)が優勝。大舞台で名伯楽の悲願達成の引き立て役となってしまった関西の上位人気勢。最後は再び離された2着スワーヴリチャードに欠けていたものは何だったのか? 陣営の声とともに敗因を分析し、秋の逆転の可能性を探ってみた。

「並ぶかと思ったら最後は離された。完敗だね」

 2着に終わったスワーヴリチャードの四位の言葉が、皮肉にも優勝馬レイデオロの“寄せつけぬ強さ”を際立たせた。

「理想の位置で折り合ったし、道中のリズムも完璧だった」と鞍上が振り返る通り、やや出負けしながらも好枠を利して中団につけた四位=スワーヴリチャード。だが、5ハロン通過63秒2の緩い流れを味方にすることができなかったようだ。

「前でクリストフ(ルメール)が楽しているのは見えた。ただ、前のアルアインやペルシアンナイトが捕まえに行くかと思ったけど、行ってくれなくて…。そこからは自分から動いて行ったんだけどね」(四位)

 直線で馬場の中央から追い出しを開始した時は、すでに標的を一頭に絞っていた。ペルシアンナイトをかわした勢いで先頭のレイデオロにも襲いかかったが…。結果は冒頭の鞍上の言葉通り。皐月賞2番人気の地力を示しながらも、世代の頂点はさらに一段階上という現実を知らされた。

「悔しいね。勝った馬は皐月賞から一番上積みがあって自在に動けて…。いや、そんな話はいい。流れはスローだったが、いい位置にいたし、我慢もしてくれた。勝ち馬を目標に動いたけど…。残念です」

 目を腫らしつつも言葉を絞り出した庄野調教師。あと一歩届かなかった陣営の無念さを如実に照らし出す。今後の動向こそ口にしなかった指揮官だが、銀メダルの無念を晴らすはむろん秋の第3冠。そこまでにスケールアップした同馬の姿を待ちたい。

最終更新:5/29(月) 22:00
東スポWeb

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