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「加計学園」主要5紙はどう報じたか 立ち位置くっきり、社説を比べてみた

5/29(月) 6:10配信

BuzzFeed Japan

「総理のご意向」などと記した文書の存在をめぐり、議論を呼んでいる学校法人「加計学園」の問題。5月25日には前川喜平・文科前事務次官が文書は「本物」と証言するなど、事態は広がりを見せている。そもそも、この文書の存在を最初に報じた新聞は5月17日の朝日新聞だった。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

これを機に国会での追求や文部科学省での調査が始まった。朝日新聞は、5月25日朝刊で前川氏の単独インタビューを掲載するなどの報道を続けている。

一方、読売新聞は5月22日の朝刊で「前川氏が在職中に出会い系バー通いをしていた」と、スクープとして報じている。

いったい、主要5紙はそれぞれどんな立場で問題を報じているのだろうか。

BuzzFeed Newsは、社説を比較してみた。件数の多い順番に並べている。

1. 毎日新聞(5月18、23、26、28日)

朝日新聞の報道があった翌18日の社説「学部新設で『総理の意向』 事実関係の解明が必要だ」では、森友問題に言及し、政府に「しっかりした説明」を求めた。

“「森友学園」の問題では、首相の妻の関与が焦点となっている。「総理のご意向」という官庁の文書の文言は、よりいっそう不可解な印象を与える。“

また、23日の「文科省の『総理の意向』調査 これで幕引きとはいかぬ」では、個人PCを調べなかったことを「結論ありきの調査」と批判。

26日の「『加計学園』問題で新証言 もう怪文書とは言えない」では「文書が確認できないという言い訳は通用しなくなった」とし、こうも指摘している。

”前川氏に証言してもらい、真相をはっきりさせなければ、疑問は解決しないだろう。”

日に日に厳しいタッチになる毎日新聞。28日の「安倍首相の在任 戦後3位に 『1強』のひずみは深刻だ」では、「府省の幹部人事は今、内閣人事局が握っている」ことが官邸への忖度を生んでいると指摘。

「菅義偉官房長官の対応は前川氏に対する個人攻撃」と批判し、「安倍1強のひずみ」をこう論じた。

”解明を拒む姿勢に異を唱える声は自民党の中ではごく少数だ。深刻なのはそこだ。”

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最終更新:5/29(月) 6:10
BuzzFeed Japan