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出荷額2738億円で過去最多 長田野工業団地

5/29(月) 8:00配信

両丹日日新聞

 京都府福知山市の長田野工業団地の2016年度年間製造出荷額が、前年度比約42億円(1・6%)増の2737億9715万2千円で過去最多となった。これまでで一番多かった07年度よりも約31億円多い。

 長田野工業団地は工業用地342ヘクタール、住宅地58・7ヘクタールからなる国内有数の内陸工業団地で、1974年3月に完成した。立地企業は40社を超え、近年は総従業員数6千人以上で推移し、地域の経済と雇用に大きく貢献している。

 16年度出荷額は、立地企業でつくる一般社団法人長田野工業センターが24日に篠尾新町のサンプラザ万助で開いた通常総会で報告された。開会あいさつに立った田晴重理事長は「着実に景気は回復しつつあるのではないか」と過去最多の実績を喜び、「今年後半には、東京オリンピックの建築関係が具体化すると思う」と更なる好機に期待した。

 出荷額は、利便施設と建設中を除いた操業38社の合算。出荷額規模の内訳は、10億円未満が5社、10億円~49億円が19社、50億円~99億円が3社、100億円以上が11社で、1社平均は72億円だった。

地元下請けは2割強止まり

 下請け発注企業数は25社(社内下請け含む)で、製造加工が87億円、修理が19億5千万円。うち福知山市内への発注は製造、加工とも前年度よりは増えたが全体の2割強にとどまり、ほとんどが京阪神に流れている。

 地元発注できない理由は、「従来から決まった取引先がある」が製造、加工ともに5割以上で、「地元で要望に応えられる企業がない」も製造23%、修理18%であった。資材購入も地元下請けは少なく京阪神に集中する。

両丹日日新聞社

最終更新:5/29(月) 8:00
両丹日日新聞