ここから本文です

竹下がKO-D王座V3 DDT退団ウラノにエール

5/29(月) 0:01配信

スポーツナビ

 28日のDDTプロレスリング「Audience2017」東京・後楽園ホール大会では、2大タイトルマッチなどが行われ、満員となる1384人を動員した。
 メインイベントのKO-D無差別級選手権試合では、王者・竹下幸之介が「いつでもどこでも挑戦権」保持者のヤス・ウラノを退け、3度目の防衛に成功した。
 当初、今大会では“帝王”高山善廣が王座挑戦を表明していたが、5.4大阪大会で前方回転エビ固めを仕掛けた際に、頸髄損傷および変形性頸椎症の重傷を負ったことにより、高山からピンフォールを奪ったウラノが挑戦権を獲得した。41歳、キャリア17年のウラノは「残り少ないプロレス人生でプロレスの幅を広げていきたい」と、今大会を最後に退団。この試合がDDT所属としてのラストマッチとなった。

 21歳、キャリア5年弱ながら、エースとしての風格を身につけた竹下は、KAIENTAI-DOJO出身のウラノに対し、K-DOJOゆかりの選手の技を見舞うと、さらにTシャツを脱がせた胸板にチョップ、さらにはナックルを打ち込み、フリーとしての道を歩み出す先輩に無言のエール。

 ウラノも場外へのシルバーブレッド、急所蹴り、クロスアームカナディアンボム、ツームストンパイルドライバーなどの得意技を繰り出すが、竹下はこれをすべて受け止めた上で、バックドロップ、ラリアット、顔面蹴りから、手首をクラッチして脳天から落とす新必殺技サプライズローズで3カウントを奪った。

 試合後、竹下が「ウラノさんほど、DDTのファンに愛されているレスラーはいない」と語ると、ウラノも「僕の前に現れてくれてありがとう。DDTに来てくれてありがとう。君はDDTの宝で、僕の宝だよ」と、自分が去った後のDDTを支えていく竹下に感謝。固く抱き合い、涙を流した。
 なお、メイン終了後には「KING OF DDT」の組み合わせ抽選会も開催。6.25後楽園で行われる決勝戦の勝者が、8.20両国でKO-D王座に挑戦することが発表された。

最終更新:5/29(月) 0:01
スポーツナビ