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若手社員に伝えたい孫社長の仕事術 「『D』から始まり、その後にPCAが続く」

5/29(月) 9:41配信

ニュースイッチ

三木雄信トライトン社長(元ソフトバンク社長室長)に聞く

 ―ソフトバンク在籍時に孫正義社長の秘書などとして学んだ仕事術を基に著しました。今回執筆されたで「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」で一番伝えたいことは。
 「タイトルは『すごいPDCA』だが、本当に紹介したい仕事術は『D』から始まり、その後にPCAが続くということ。『D』をたくさん行うことが大事だ」

 「孫社長の良いところは数十種類の多様な手法をまずは一度試して良い手法を見つけ、それを拡大する。失敗は最初から計算に入れており、早く失敗して早く学んだ者が勝ちという考え方だ。営業手法も企業への出資も同様で、それがソフトバンクの強みになっている」

 ―リスクを織り込む重要性を指摘されています。
 「リスクなくしてリターンはない。失敗を恐れて自分が知る手法だけを続けていたら進歩はない。少しでもよいので失敗を前提としたリスクを取って挑戦すべきだ。そうした仕事でないと新しい商品や企画は生み出せないと思う」

 ―リスクを取るのは勇気がいると思いますが、最適なコントロール方法は。
 「『6・3・1』の配分を考えると良いと思う。例えばコールセンターの運営委託。1社にすべて委託するのではなく、6割は大手で安定した企業、3割は次点、1割は新しい企業に委託する。万が一、1割が失敗しても9割は稼げる。1割は失敗しても良いと計画に入れておけば新しいことに挑戦できる」

 「現場の仕事も同様だ。予算取りの段階で1割でよいのでリスクを織り込み、挑戦する仕組みが作れれば進歩できるはずだ。仮に仕事がつまらないと感じているなら新しい挑戦がないからだ。つまらないサラリーマン生活を送りたくないのであれば、分かりきったことばかりせずに挑戦すべきだ」

 ―特に読んでほしい人は。
 「現場の若手社員だ。若手社員には仕事の最終目標の前に、中間成果物を設定して毎日うまく仕事が進んでいるか否かを把握する重要性を伝えたい」

 「なんとなくやらないことが大事だ。営業の電話をかける場合でも、リストを基に電話のつながりやすさやどれだけ相手と話せたかなどを確認しながら進めることで仕事の進捗(しんちょく)具合に3倍くらい差がつく」

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最終更新:5/29(月) 9:41
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