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HIS連結決算、売上と純利益が過去最高、今後はOTA事業を2ケタ成長の推進役に -2017年第2四半期

5/29(月) 16:00配信

トラベルボイス

エイチ・アイ・エス(HIS)が発表した2017年10月期第2四半期(2016年11月1日~2017年4月30日)の連結業績は、売上高が前年比6.2%増の2718億2500万円、営業利益が26.8%減の62億4600万円、経常利益が134.5%増の105億3500万円、当期純利益が51億7600万円となり、前期の9900万円から大幅な増加となった。

売上高と純利益は過去最高を更新。営業利益の減少は、第1四半期の旅行事業の利益率の一時的な低下と、熊本地震の影響によるハウステンボス(HTB)の入場者数の減少が影響した。一方、大幅増の経常利益は為替差益、純利益はクルーズ船の売却損の特別損失計上等によるもの。過去の業績と比較すると、両利益の大幅な増加は前年度の減少に対する反動といえる。

好調要因は旅行事業の送客増加と、ハウステンボス(HTB)の電力小売事業(HTBエナジー)など新規事業の拡大。特に主力の旅行事業は、海外旅行でテロ等の影響を受けていた欧州や中近東、アフリカへ送客数が16.4%増となり、2015年水準まで回復。全体でも取扱人数が5.3%増となり、燃油下落による燃油サーチャージ分58億円が減額となっても増収となった。

国内旅行は熊本地震と天候の影響で、2.8%減の265億円と減収。一方、訪日旅行は8.5%増の66億円で、中国からの団体旅行の減少もFITが大幅に増加した。また、欧米市場へのBtoBも強化し、売上高は前年の4倍に拡大した。

海外現地法人の事業では、インバウンド(現地受入)は減収、アウトバウンド(現地発)は増収だが、いずれも現地通貨ベースでは前年比プラスで推移。いずれも日本人以外の取り扱いを拡大し、特に現地発では53%増と大きく躍進した。

旅行事業以外では、ハウステンボスが熊本地震の影響で減収減益。ホテル事業も団体予約やウェブ予約が好調に推移した。各事業の業績は最下段に記載。

なお、運輸事業のアジア・アトランティック・エアウェイズ(AAA)は、第三者割当増資を行ない、所有株式比率を28.16%とする。これにより、2017年10月期第3四半期から、連結子会社から持分法適用関連会社となる。

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最終更新:5/29(月) 16:00
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