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【インディ500】決勝詳報:ついに勝った! 佐藤琢磨が激戦制す。アロンソはトラブルでリタイア

5/29(月) 6:01配信

motorsport.com 日本版

 第101回のインディ500決勝レースが行われ、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)が優勝。日本人初の快挙を成し遂げた。モナコGPを欠場してインディ500に出走したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ)は、180周目にエンジントラブルでリタイアとなった。

【リザルト】インディ500決勝結果 佐藤琢磨優勝

好調アンドレッティ勢が上位を占める

 アロンソの電撃的な参戦もあり、大きな注目を集めた今年のインディ500。そのアロンソは予選でなんと5番手、佐藤琢磨も予選4番手と日本人最高位からのスタートとなった。

 スタートを決めたのはポールポジションのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。佐藤琢磨、アロンソがいる2列目のマシンは軒並み遅れてしまう。また、9番手スタートのウィル・パワー(ペンスキー)も素晴らしいスタートを見せ、一気に2番手まで浮上する。

 パワーはスタートこそ良かったものの、その後のペースはあまり優れず、どんどん後退していく。一方先頭には、ディクソンとトニー・カナーンのチップ・ガナッシ勢2台が立った。

 28周目付近から、各車が続々とピットイン。この間にチップ・ガナッシ勢がポジションを落とし、全車がピットストップを終えた段階でエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が首位、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ-ハータ・オートスポート)が2番手、アロンソが3番手となる。

 アロンソのペースは素晴らしく、まずはロッシに抜かれたカーペンターを交わし、さらにはそのロッシも抜いて、37周目についに首位に躍り出る。佐藤琢磨も4番手まで浮上した。

 ただ、ロッシも諦めない。43周目にアロンソを抜き返し、首位を奪い返す。佐藤琢磨も3番手に浮上し、アンドレッティ・オートスポートが1-3位独占となる。その後、アロンソは再びロッシを抜いて首位に立ち、レースの1/4を走破する。

ディクソン戦慄の事故。マシンが真っ二つに

 53周目、戦慄の事故が起きる。周回遅れのジェイ・ハワード(シュミット・ピーターソン)が曲がりきれずにアウト側のウォールにクラッシュ。弾き飛ばされるようにコースに戻ったところに、ディクソンがフルスピードで突っ込んでしまった。ディクソンのマシンはこれで宙を舞い、ウォールにマシンの側面から落ちてしまったのだ。ディクソンのマシンは前後に真っ二つに折れるようになったが、ドライバーは幸いにも無事。しかしこれでコース脇のフェンスなどにダメージがあったため、赤旗中断となった。

 61周目からレース再開。アロンソが先頭でリスタートとなるが、すぐにロッシがこれを交わして首位に浮上。アロンソはペースを失い、佐藤琢磨、ハンター-レイにも交わされ、4番手まで落ちてしまう。

 そして65周目、佐藤琢磨が一気にロッシをかわして首位に浮上。ついに先頭に躍り出る。アロンソもペースを取り戻し、ハンター-レイに迫っていく。

 しかし66周目、コナー・デイリー(A.J.フォイト)がクラッシュして、このレース2回目のイエローコーションとなる。

 76周目からレース再開。ロッシが先頭に立ち、ハンター-レイ、アロンソ、カナーンが佐藤琢磨を交わしていく。しかし、82周目にフルコースコーション。今度はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)のマシンからリヤウイングレットが脱落してしまったのが原因だ。これでピットがオープンすると、各車がピットイン。ここでうまくいかなかったのは佐藤琢磨で、順位を落としてしまう。

 85周目からレースはリスタート。数台がステイアウトを選択したため、パワーが先頭。しかし、マックス・チルトン(チップ・ガナッシ)がこれを抜いてトップに立つ。佐藤琢磨は大きく出遅れ、一気に18番手まで下がってしまった。

 リスタート後も速いのはアンドレッティ・オートスポート勢。ハンター-レイがすぐに首位に浮上し、ロッシが2番手につける。アロンソも4番手だ。

 これに割って入っていったのは、エリオ・カストロネベス(ペンスキー)。カストロネベスはマシンにダメージを負っているが、コーション中にピットインをしないことを選択したため、ここまで順位を回復してきた。

 カストロネベスが先頭のまま、レースは折り返しとなる100周を消化。2~4番手をアンドレッティ・オートスポート勢が占める。佐藤琢磨も少しずつ順位を取り戻しつつあった。

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