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ホークス千賀おとこ気の8回続投 脚つりかけても「いけます」 「迷惑かけた」仲間に応える6勝目

5/29(月) 7:01配信

西日本スポーツ

 ◆日本ハム1-6ソフトバンク(28日・札幌ドーム)

 頼れる先発ローテの軸が帰ってきた。左背部の張りの影響で中11日の先発となった千賀滉大投手(24)が、8回1失点の快投で不安を一掃した。最速153キロの快速球を軸に力の投球を見せ、100球が目前だった8回は続投を快諾。先制二塁打&3ランの上林ら好調な打線の援護も受け、楽天則本と並ぶリーグトップの今季6勝目をマーク。30日開幕の交流戦を前に、チームも首位楽天とともに30勝に到達した。

【写真】2012年に入団会見する千賀、牧原、甲斐

■最速153キロ直球軸

 迷いはなかった。7回を投げ終えた千賀に、佐藤投手コーチが声を掛けた。「もう1イニングいってくれると助かる」。この時点で球数は98球。「いけます」と即答した右腕は8回を8球で三者凡退。中11日のマウンドで、リーグ最多タイの今季6勝目を挙げた。

 16日のオリックス戦で左背部に張りを訴え、わずか9球で緊急降板。首脳陣が青ざめたアクシデントからの復帰登板で8回1失点の快投を見せ、試合後は「何事もなく終われてよかった。長いイニングを投げられてホッとしています」と素直な思いを口にした。

 最速153キロの直球を軸に押した。初回は先頭の西川への初球が150キロを計測し、13球で三者凡退に抑えた。6回までに許した4安打は全て単打。5点リードの7回にレアードに直球を15号ソロとされたが、失点はこの1点のみ。106球で8回を投げきった。

 左背部の張りは、当初は日常生活にも影響があるほどだった。降板直後はユニホームを脱ぐために腕を上げる動作すら思うようにできず、寝返りを打つと痛みで目が覚めた。この状態から懸命な治療を続け「(患部は)もう大丈夫です」という状態にこぎ着けた。

 打者2人で緊急降板した前回を除き、3奪三振は今季最少。「(直球は)感覚的にあまり良くなかった。フォークも、背中の影響があると思うけど、しっくりこなかった」。それでも最少失点に抑え、7回を投げ終えた時点で「脚がつりかけていた」が続投した。

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最終更新:5/29(月) 7:01
西日本スポーツ