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見た目によらず低燃費!?ホンダ オデッセイハイブリッド燃費レポート

5/29(月) 11:32配信

オートックワン

オデッセイハイブリッドの実燃費は17.8km/L!|燃費レポート結果まとめ

今回の燃費テストでは、ガソリン車を含めた初期受注の90%以上を占めているアブソルートを起用。グレードは、最上級となる“ハイブリッドアブソルート ホンダセンシングEXパッケージ”の7人乗り(車両本体価格400万円、JC08モード燃費24.4km/L)を選択した。

>>ホンダ オデッセイ

テストは2017年4月12日(水)の早朝7時に開始し、午後2時半頃帰京するというスケジュールで実施。テスト中の天候は終日晴天、最高気温は20度という春らしい気候で、ガラス面積の大きいオデッセイの車内は日光で暑く感じるほど。交通状況はかなりスムースであった。

ハイブリッド車の燃費テストの結果は以下の通り。

高速道路では、ラージミニバンとは思えない驚異の19.0km/Lを記録。ライバル車と比べても文句のない数値だ。

普段使いが気になる街乗りでの数値は17.6km/Lで、数値だけ見ればコンパクトカー並みの数値。郊外路においても17.0km/Lを記録するなど、今回計測したすべてのシーンにおいて驚くほど良い結果となった。

ここからは高速道路編、市街地編、郊外路編、それぞれの章で燃費や走りの質について詳細な評価を行っているので、オデッセイの購入を考えている方にはぜひ参考にしてほしい。

▼ホンダ オデッセイハイブリッド 実燃費まとめ
※カッコ内は過去に計測したガソリンモデルの実燃費
高速道路:19.0km/L(14.3km/L)
市街地 :17.8km/L(8.6km/L)
郊外路 :17.0km/L(10.9km/L)
トータル平均:17.8km/L(10.7km/L)

ホンダの上級ミニバン、オデッセイとは

1994年に初代モデルが登場したホンダ オデッセイは、乗用車型ミニバンというジャンルを開拓した日本自動車史上におけるエポックメイキングな1台だ。さらに、当時ほぼ同時期に登場した初代CR-Vや初代ステップワゴンと共に大ヒットを飛ばし、経営不振に陥っていたホンダの再建に大きな貢献を果たした。

オデッセイは初代モデルのコンセプトをそのまま引き継いだ2代目モデル、全高を立体駐車場に入る1550mmに抑えながら7人がちゃんと乗れる室内空間を確保した3代目、4代目モデルという歴史を経てきたが、時代に流れによるミニバンに求められる要素の変化のためか、販売が振るわなくなりつつあった。

ホンダのラージクラスのミニバンには、トヨタエスティマに近い全高を持つ2004年登場のエリシオンもラインナップされていたが、エリシオンの販売も低調だったこともあり、オデッセイとエリシオンを統合し、全高も2台の中間となる約1,700mmとしたラージミニバンとして、2013年10月に登場したのが新型オデッセイである。

先代同様、標準グレードとスポーティなアブソルートを設定。ラージミニバンとしては低めの全高ながらも、ホンダが得意とする低床低重心パッケージングによる広い室内空間や7人乗り仕様、豪華な2列目シートなどを特徴とした。しかし、登場から半年を過ぎた頃から当初の4000台という月間販売台数目標をクリアできない月が目立つようになり、そのテコ入れ、カンフル剤として投入されたのが今回燃費テストを行ったハイブリッドモデルである。

オデッセイハイブリッドのハイブリッドシステムは、同社のアコードハイブリッドと同じエンジン(2L直4、最高出力145馬力、最大トルク17.8kgm)は電気を作る発電機を動かす役割を主とし、できた電気で走行用モーター(最高出力184馬力、最大トルク32.1kgm)を主にタイヤを駆動するシリーズハイブリッドと呼ばれる仕組み。日本車では三菱アウトランダーPHEV、日産ノートeパワーが同じシリーズハイブリッドを採用している。

シリーズハイブリッドとは、電気自動車に近いハイブリッドカーと言えるだろう。アコードハイブリッドやアウトランダーPHEVに似た特徴として、電気自動車と同じように高速道路のような速いペースになると燃費の落ち込みが大きいという弱点や、その弱点を補うためにクラッチを使い、ペースの速い巡航中の燃費に優れるエンジンでタイヤを直接駆動するモードが存在することが挙げられる。

加えてオデッセイというミニバンにハイブリッドシステムを搭載するにあたり、充放電性能に優れるリチウムイオンバッテリーや制御用ECUなどから構成されるIPU(インテリジェントパワーユニット)を1列目シート下に配置し、室内空間をスポイルしていない点も特徴だ。

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最終更新:5/29(月) 11:32
オートックワン