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軽ハイトワゴンの代表的モデル、スズキ 新ワゴンR(マイルドハイブリッドモデル)の実燃費を徹底検証

5/29(月) 15:48配信

オートックワン

スズキ 新型ワゴンRとは?

2017年2月のフルモデルチェンジで新型(6代目)となったスズキ ワゴンR。ワゴンRといえば、93年に登場した初代モデルが軽自動車業界、日本の自動車業界におけるエポックメイキングとなった1台である。

スズキ ワゴンR(画像56枚)

というのも初代ワゴンRが登場するまで軽乗用車は、軽自動車業界でセダンと呼ばれる現在のスズキ アルトやダイハツ ミライースのようなハッチバック型がほとんどで、室内が広い軽乗用車は全高を約1700mmら1800mmに高めた三菱 ミニカトッポがあっただけだった。ミニカトッポは好評を集めたものの、全高が高過ぎたのも事実であった。

そこでスズキは当時のアルトをベースに全高を1600mm台に高め、「適度な全高で広くて使いやすい」という軽ハイトワゴンの先駆車として初代ワゴンRを開発した。登場当時はニッチ(隙間)商品的にそれほど大きな販売台数は期待されない半ば軽い気持ちで開発された初代ワゴンRであったが、コンセプトの新鮮さや使い勝手の良さ、着座位置が高く見晴らしがいい点などで爆発的なヒット車となり、軽ハイトワゴンというジャンルを開拓した。

初代ワゴンRの登場以降、ダイハツはムーヴ、ホンダは現代のNワゴンに通じるライフ、三菱はトッポBJ、スバルはプレオというフォロワー(後追い)を次々とリリースし、ハイトワゴンは軽自動車の大きな柱といえるジャンルに成長した。

さらに白いナンバープレートが着く登録車においても、日産 キューブやホンダ キャパといったワゴンRの影響を受けたモデルが登場したことでも、初代ワゴンRが日本の自動車業界に与えたインパクトの大きさが分かる。

数年ほど前までは軽自動車の販売トップに立つことが当たり前だったワゴンRだが、最近は状況が変化している。例えば、ダイハツ タントが先駆車となった(スズキにもスペーシアというライバル車がある)全高をワゴンRよりさらに高めスライドドアを持つ軽スーパーハイトワゴンの台頭や、スズキからワゴンRをベースにし悪路走破性に代表される高い機動力を持つ軽クロスオーバーのハスラーの登場など、軽の中でもまた新たなジャンルが生まれたからだ。そして対照的にワゴンRの販売台数は落ちつつあった。

そんな「時代の変化」といってしまえばそれまでの状況下で登場した新型ワゴンRも、初代モデルから続く「適度な全高で広くて使いやすい」というコンセプトは不変である(変えようがないという方が正しいかもしれないが)。

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最終更新:5/29(月) 15:48
オートックワン

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