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日本政府と国連、プレス発表に食い違い 安倍首相と事務総長の懇談内容、外務省に見解を聞いた

5/29(月) 16:52配信

BuzzFeed Japan

慰安婦問題の日韓合意と「共謀罪」についての国連特別報告者をめぐり、安倍晋三首相とグテーレス国連事務総長の懇談内容について、国連と外務省の発表に食い違いが生じている。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

懇談は5月27日、G7サミットのあったイタリア・シチリア島で開かれたものだ。

外務省は同日付けで、「安倍総理大臣とグテーレス国連事務総長との懇談」との文書を発表。一方の国連は28日、「特派員へのお知らせ」という短いプレスリリースを出している。

まず、慰安婦問題に関する日韓合意についてはこうだ。

外務省の発表では、国連事務総長が合意に「賛意」と「歓迎」を示している、とされている。

”安倍総理から慰安婦問題に関する日韓合意につき,その実施の重要性を指摘したところ,先方は,同合意につき賛意を示すとともに,歓迎する旨述べました。”

一方、国連の発表を見ると、事務総長は合意内容について「彼自身の意見を述べてはいない」そうだ。

「原則的にこの問題における具体的な解決策や本質は、二国間ではっきりさせるもの」ともしているが、その内容には言及していなかったという。

”The Secretary-General did not pronounce himself on the content of a specific agreement but on the principle that it is up to the two countries to define the nature and the content of the solution for this issue.”

また、「共謀罪」に関する特別報告者の扱いについても、ニュアンスが違う。

特別報告者をめぐっては、日本政府に法案の危険性を指摘した書簡を送ったことに、政府が抗議する事態に発展していた。

”外務省の発表によると、事務総長は特別報告者の主張が「国連の総意を反映するものではない」と述べたという。”

先方は,人権理事会の特別報告者は,国連とは別の個人の資格で活動しており,その主張は,必ずしも国連の総意を反映するものではない旨述べました。

一方、国連の発表では「特別報告者は人権理事会に直接報告をする独立した立場の専門家」としており、「総意ではない」とまで踏み込んでいない。

”Regarding the report of Special Rapporteurs, the Secretary-General told the Prime Minister that Special Rapporteurs are experts that are independent and report directly to the Human Rights Council.”

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最終更新:5/29(月) 17:52
BuzzFeed Japan