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バトンと接触で“マシン横転“のウェーレイン「あのクラッシュは恐ろしかった」/モナコGP

5/29(月) 7:00配信

motorsport.com 日本版

 ザウバーのパスカル・ウェーレインは、スペースのないところでオーバーテイクをしようとしたバトンのせいで、クラッシュが起きたと考えている。

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 モナコGPのレース終盤、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がターン8(ポルティエ)でウェーレインのイン側に入った。その際バトンの左のフロントタイヤとウェーレインの右のリヤタイヤが接触し、ウェーレインはウォールに向かってクラッシュした。

 彼のマシンは横転し、タイヤバリアに”横倒し”になるように止まった。そしてこのクラッシュにより、セーフティカーが出動した。

 ウェーレインは、このクラッシュに関しては間違いなくバトンが非難されるべきだと考えている。

「彼はどこにも行くところがなかった。明らかにこのコーナーにはオーバーテイクするスペースはない。愚かな動きだった」と彼は話した。

 またウェーレインのヘルメットは、タイヤバリアと接触していたという。

 なお、彼が開幕2レースを欠場した時と同様に、体に問題がないことを明らかにするため、来週にもスキャンによる検査を受ける必要があるという。

「また頭がバリアに接触した。背中のこともあるし、来週スキャンを受けなければいけないだろう。そこでどうなるか見てみよう」

「自分でマシンを降りることができたから、大丈夫だと思う。もちろん背中のケガのこともあるから、確実なことはわからないけど」

「クラッシュのことを思い出すと、あれは本当に恐ろしかった。ブレーキがスモークをあげて、マシンから降りられなかった。そのスモークを見た時、僕はマシンから降りたいとだけ考えていた」

 一方バトンは、ウェーレインが自身の存在に気がついていなかったと理解するのが遅すぎたと話した。

「そうだと(ウェーレインが自分に気がついていなかった)思っている。もし彼が僕に気がついていたら、僕はあんな動きをしなかっただろう」

「僕は彼と並んでいた。彼を見た時に、“彼は全く僕のことを見ていない“と思った」

「どちらのマシンも、背後のことを知るのがとても難しくて、僕は今週末そのことをチームやFIAに伝えていた。後ろを見ようと思ったけど、その時にはもう遅すぎて、僕たちは接触してしまった」

 インディ500に出場しているフェルナンド・アロンソに代わって、1戦限りのF1復帰を果たしたバトンだが、彼はウェーレインのマシンが横転しているのを見て、“恐ろしかった“と認めた。

「マシンが横転して、側面を下にしているのなんて見たことない。タイヤは接触すべくして接触したのか、それともただの不運だったのか、それはわからない。あれを見た時は恐ろしかったし、他のドライバーも近くに迫っていたから、できるだけ早くあの場を離れたかった」

「マシンを止めて、すぐに彼のことをチームに聞いた。彼は自分でマシンを降りたと聞けてよかった。さっき彼に会ったけど、もちろん彼はハッピーじゃなかった。でもいずれにせよ、彼は大丈夫そうだった」

Pablo Elizalde

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