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モナコGP:ハミルトン「フェラーリにとってベッテルがメインドライバーなのは明らか」

5/29(月) 16:43配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ピットストップ中にチームメイトのキミ・ライコネンをオーバーカットし、モナコGPを勝利した。

現在のスタンディング。ベッテルはハミルトンに25ポイント差つけた

 ライコネンは2位入賞となったが、結果に失望している様子であった。一方のベッテルは、レース戦略がフェラーリのタイトル獲得のためにあったと主張し、決して自身のタイトル獲得のためにピットインのタイミングが図られたわけではないと語った。しかし、メルセデスのルイス・ハミルトンは別の意見を持っている。

 ハミルトンは、モナコGP予選でQ2を敗退し、厳しい週末を送っていた。結局、決勝では7位までポジションを上げたが、ベッテルとの年間ポイントの差は25ポイントとなった。

「フェラーリが”ナンバー1ドライバー”を優先したのは明らかだ。彼らはセバスチャンが週末の全てを最大限に推し進められるように動いていた」

 ハミルトンはレース後にそう語っている。

「戦略の上では、他のチームに有利に働くことがない限り、2番目のマシンを1番目のマシンより優先するすることは難しい。だから、それははっきりしている」

 メルセデスは、ハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスに、バーレーンGPではハミルトンが勝利できるよう振る舞うことを指示した。またスペインGPでは、「ベッテルを抑えるのが僕の仕事だった」とボッタス自身が認めている。

 しかし、もしフェラーリがベッテルを優遇していたとしたら、メルセデスにも同じ対応を要求するかどうか訊かれたハミルトンは、それを否定した。

「僕はチームと話していないし、計画もない」

「バルテリは素晴らしい仕事をしている。僕たちはお互いに平等であるべきだと思う」

「これまでと同じように、何よりもチームとして働くことが重要だ。いつかそれがなんらかのシーンで、大事なものになると思う」

「それでも、別の方法を選ぶ可能性もある。僕がバルテリを優先しなければならないシーンがあるかもしれない」

「本当にわからないよ。やってみないとね。とにかく、僕たちにモナコGPでのフェラーリみたいなシナリオは必要はない」

Glenn Freeman