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日報問題 陸自幹部が「隠ぺい」指示

5/29(月) 16:19配信

ホウドウキョク

南スーダンのPKO(国連平和維持活動)派遣部隊の日報の公開をめぐる問題で、FNNの取材で、新たな事実が明らかになった。
今回、FNNの取材で、2016年7月、南スーダンの情勢が悪化した直後に、別の情報開示請求があり、この際、陸上自衛隊の幹部の指示で、日報の存在を隠ぺいしていたことが明らかになった。
複数の関係者の証言によると、「日報」に対する最初の情報公開請求は、2016年7月に首都ジュバで大規模な武力衝突が発生した数日後に受理され、派遣部隊の司令部が置かれている「陸上自衛隊の中央即応集団と、南スーダンの派遣施設部隊との間でやりとりされた全ての文書」の公開を求めるものだった。
中央即応集団の担当者が、「日報」のデータが残っていることを確認して、上司に報告したところ、上司は「バカ正直に出せばいいってもんじゃない」などと叱責(しっせき)し、「日報」を開示しないよう命じたという。
これを受け、担当者は、陸上幕僚監部に「『日報』は、個人保管の資料で、開示すべき行政文書に該当しない」と説明し、陸上幕僚監部も了承したため、2016年9月中旬、「日報」以外の文書だけが請求者に公開された。
こうした経緯は、大臣などに報告されず、陸自の一部が独断で行っていた。
防衛省では、これが「日報隠し」の発端になったとみて、全容解明を急いでいる。

最終更新:5/29(月) 16:19
ホウドウキョク