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半年間の安全誓う 立山カルデラ砂防工事・上山式

5/29(月) 12:52配信

北日本新聞

 本年度の立山カルデラ砂防工事の始まりを告げる上山式が29日、立山町芦峅寺の国土交通省立山砂防事務所で行われた。職員や工事関係者が半年間にわたる作業の安全を誓い、拠点となる水谷出張所(標高1117メートル)へと向かった。10月末まで職員4人と200人を超える工事関係者が水谷平に滞在し、えん堤工事、のり面緑化などを行う。

 大坂剛同事務所長が100年以上続く砂防工事で34人が亡くなっていることに触れ「尊い犠牲を忘れず安全対策に万全を期して工事を実施してほしい」とあいさつした。

 地元自治会代表、立山町立山、富山市小見両小学校の児童らも出席。児童を代表して村田結(ゆい)さん(立山小6年)が「皆さんに支えられている感謝の気持ちを持ちながら元気いっぱいに学校生活を送る」、山元結菜(ゆな)さん(小見小6年)が「えん堤を見るたび皆さんの仕事に思いを巡らせます。健康に気を付けて頑張ってください」と激励した。

 水谷出張所の谷保和則所長が「重要な工事に携わる誇りを胸に、安心、安全を届けられるよう無事に工事をやり遂げる」と宣誓。職員、工事関係者合わせて23人がトロッコ列車に乗り込み、関係者に見送られて出発した。

 児童はトロッコに体験乗車し、全長18キロの軌道のうち約3・5キロを往復した。

北日本新聞社

最終更新:6/14(水) 12:01
北日本新聞