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無人機、ロボット…米軍の最新兵器、沖縄県内で訓練 海兵隊の機能強化図る

5/29(月) 8:00配信

沖縄タイムス

 【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊が無人機やロボットなど戦闘地の最前線に投入する最新兵器の実用性を試験する実験部隊が11日、キャンプ・ハンセンに到着していたことが分かった。米本土での試用実験に続き、沖縄では在沖海兵隊との遠征環境下における訓練を通じた運用実用性の評価を目的に機能強化を図る。

 実験部隊は、第1海兵師団の第5海兵連隊第3大隊(カリフォルニア州ペンデルトン海兵航空基地所属)の通称「ダーク・ホース」。カリフォルニア州トゥエンティーナインパームス地対戦闘センターやペンデルトン海兵航空基地で、小型無人航空機システムや特殊作戦用バギー、M2HB型12・7ミリ重機関銃を搭載した小型キャタピラ輸送車、コンピューター制御の支援ロボット、スマートフォン型の最新通信機器など、ハイテク搭載の次世代装備品の実用性を実験している。

 米海兵隊当局は19日、沖縄タイムスの取材に対し、実験部隊の沖縄での訓練は「戦術の観点から新部隊と小隊の再編成を試みるもの」と指摘。「第1海兵師団と海兵隊戦闘研究所が進めてきた開発を(実用化へ向け)どう進歩させるかは、実験部隊と第31海兵遠征部隊に委ねられる」と説明した。

 第31海兵遠征部隊は24日、実験部隊の訓練規模や期間などの詳細について「安全保障上の理由から訓練に関する詳細は開示できない」と回答。米海兵隊トップのネラー総司令官は4月にカリフォルニアで行われたシンポジウムで、第31海兵遠征部隊に実験部隊としての任務を昨年2月に新たに与えたと明らかにした上で、実験を「戦闘のあり方を変える試み」と位置付け、海兵隊の機能強化につながるとの意欲を示した。

 「ダーク・ホース」は、2010、11年のアフガニスタン戦闘で死者25人負傷者約200人と最も多くの死傷者を出した前線部隊として知られている。

最終更新:5/30(火) 16:50
沖縄タイムス