ここから本文です

世界へ羽ばたいた天才ゴルフ少女 秘蔵写真で振り返る宮里藍ヒストリー

5/29(月) 13:05配信

沖縄タイムス

 日米の女子ゴルフツアーで合計24勝の実績を持つ宮里藍が、今季限りで現役を退くと発表した。日本勢で唯一世界ランキング1位となった経験を持つ第一人者の突然の意向表明に、ゴルフ界には衝撃が走った。高校3年でツアー優勝し、プロになってからも注目を浴び続けた31歳。沖縄県東村から世界へと羽ばたき、近年の女子ゴルフ人気を呼んだ功労者が、第一線を退く。その軌跡を秘蔵写真とともに振り返る。

【ほかの写真を見る】ゴルフ人生初のタイトルを獲得した11歳の藍ちゃん

 ■小学生で後援会発足

 小柄な体格ながら当時、ドライバーはキャリーで185ヤードと他を圧倒。96、97年には県内ジュニアの登竜門・沖縄ジュニアゴルフ選手権で2連覇し、小学生では異例となる後援会が東村内で発足するなど、地域からも後押しされた。

 ■ 中学時代に全国制覇

 東中時代は、現在もツアーに参戦している上原彩子や諸見里しのぶら同世代のライバルと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、数々の県内大会で優勝。99年に全国中学校選手権を制し、2000年度のナショナルチーム候補に、県内女子で初めて選ばれた。

 ■“沖縄三強娘”で脚光

 宮城県の東北高に進学すると、才能はさらに開花。全国高校選手権個人で2連覇。02年のクイーンシリキットカップで個人2位に入り日本代表を優勝に導くと、同年の釜山アジア大会女子個人で日本勢初の金メダルを獲得。国内トップアマとして、海外で次々と実績を残していった。

 同年の日本女子アマでは3位に入り、優勝した上原、準優勝の諸見里とともに“沖縄三強娘”と全国で注目を集めた。翌年6月の優勝で、文字通りアマ日本一の称号を手にした。

 ■国内ツアー最年少V

 直後の9月、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子をアマとして30年ぶり、18歳3カ月の国内ツアー史上最年少(当時)で制覇。同年、プロに転向、高校生ゴルファーとして全国的な「藍ちゃんフィーバー」を巻き起こすなど、女子ゴルフブームの火付け役となった。

 ■米参戦、世界女王に

 その後も順調に勝利を積み重ね、2005年には日本女子オープン選手権を制して「日本一」の称号を手に入れた。

 主戦場を米ツアーに移すと、絶不調を経験しながらも09年のエビアン・マスターズで初優勝。年間5勝を挙げた10年には世界ランキング1位に立った。

最終更新:5/29(月) 13:20
沖縄タイムス

Yahoo!ニュースからのお知らせ