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ベトナム:今年の6.7%成長は達成可能-フック首相インタビュー

5/29(月) 11:46配信

Bloomberg

ベトナム経済は1-3月(第1四半期)に弱含んだものの、インフレを加速させることなく今年の年間目標である6.7%成長を達成することは可能だ。フック首相がこう自信を示した。

首相は27日、ハノイでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、ベトナムは世界で最も急成長を遂げている1国であり続けたいと望んでおり、景気を支える措置を講じつつあると説明。「力強い輸出持ち直しや海外からの投資、農業生産を背景に5月の主要経済指標はいずれも非常に良好で、7-9月(第3四半期)および10-12月(第4四半期)の成長加速に向け基盤を敷きつつある」と述べた上で、「6.7%は難しい成長率目標だが可能だ」と言明した。

首相はまた、国内総生産(GDP)の成長を支える取り組みと、インフレ率が2017年の目標である4%を超えないよう確実にするための措置のバランスを政府が取る必要があると指摘。「国会に約束しており、責任を負う数値にインフレ率を抑える必要がある」と話した。

フック首相によれば、観光業は30%成長し、農業輸出も昨年の320億ドル(約3兆5600億円)を上回る見込み。

韓国のサムスン電子が発火問題でスマートフォン「ギャラクシーノート7」をリコールした影響を受け、ベトナムの1-3月期GDP成長率は5.1%に低下し、国内経済が輸出頼みであることを裏付けた。

首相は1-3月期の成長鈍化の理由として、ベトナム産原油の値下がりと「エレクトロニクス業界」の問題を挙げ、ノート7のリコールで輸出約10億ドル相当が失われたと語った。

原題:Vietnam’s Prime Minister Says He’s Confident of 6.7% Growth Goal(抜粋)

Nguyen Dieu Tu Uyen, John Boudreau

最終更新:5/29(月) 11:46
Bloomberg