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米国防長官:「イスラム国」掃討加速へ-戦闘員の出身国への帰還許さず

5/29(月) 12:19配信

Bloomberg

マティス米国防長官は28日、過激派組織 「イスラム国」(IS)掃討作戦について、イラクやシリアに集まっているテロリスト予備軍が、出身国に戻って破壊活動を行うことを阻止する「壊滅作戦」に局面が変わったとの認識を示した。

1月のトランプ政権入り後初の日曜対談番組インタビューで、マティス長官は今月19日に発表した戦術シフトの詳細を説明。CBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、「イラクやシリアで戦闘員をある場所から別の場に追い込んで消耗させる戦略からシフトした。外国人戦闘員がそこで生き残り、北アフリカや欧州、米国、アジア、アフリカの出身国に戻ることを許さない」と語った。

今月22日に英マンチェスターで22人の命を奪った自爆テロでは、ISが犯行声明を出し、リビア移民の両親を持つ英国籍の容疑者が事件の数日前にリビアから帰還したことが分かった。マティス長官は「不死身であり、イスタンブールやベルギー、英国に戦闘員を送り、人を殺しても罰を受けないでいられる印象を与える敵の能力をわれわれは打ち砕く」と述べ、ISを完全に包囲した後、「中に入って掃討する」と発言。「結論を言えば、われわれはIS掃討作戦を加速させる。ISは全ての文明国にとっての脅威だ」と付け加えた。

同長官はさらに北朝鮮との間で戦争が起きれば、「大部分の人々が一生涯で経験する最悪の種類の戦いになる可能性が高い」とも語った。

原題:Mattis Says U.S. Will ‘Take Apart’ Islamic State Caliphate (1)(抜粋)

Terrence Dopp

最終更新:5/29(月) 12:19
Bloomberg