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コンビニの中国人店員が見た「日本」 レジの内側で考えていること…「お年寄り多い!」「それ捨てるの?」

6/1(木) 7:00配信

withnews

 今では珍しくなくなった外国人のコンビニ店員。都会のコンビニでは中国人の店員を当たり前のように見かけます。お隣の国ですが、外国でもある日本。日々、たくさんのお客と接する中国人の店員さんたちは、どんなことを考えながら仕事をしているのでしょう? レジの内側から見た日本について聞きました。

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一人っ子政策世代、初めてのバイト

 話を聞いたのは、現在、コンビ二で働いていたり、過去に働いた経験があったりする20代の中国人の女性4人。張さん(広東省梅州市出身、27歳)、楊さん(湖北省武漢市出身、22歳)、王さん(北京市出身、26歳)、李さん(湖南省長沙市出身、23歳)です。全員、日本語学校のビザで来日しました。

 生活費と日本語の練習のため、コンビニで働いているそうです。

 一人っ子政策世代の4人は、中国で大事に育てられ、アルバイトをすることはなかったと言います。

 ただ、日本は物価が高いため、仕送りだけでは足りず、人生初となるアルバイトをすることに。時給900円以上の収入は「悪くない金額」だそうです。

コンビニなのに「プレミアム商品」?

 4人が驚いたのは、その名の通り、コンビニが便利すぎることです。

 一番の違いは営業時間と商品の数です。

 「中国では上海が一番、コンビニが普及しています。ほかの地域では、ほとんど『小売部』という売店が、コンビニの役割を果たしています。個人経営なので営業時間は短く、最新の商品はそれほど多くありません。コンビ二も、すべて24時間経営ではありません。商品も高いイメージで、スーパーのほうが圧倒的に人気です」(王さん)

 「日本のコンビニは日常生活に必要なものがそろっています。Tシャツや化粧品も売っているなんて、最初はびっくりしました」(李さん)

 「コンビニなのにプレミアム商品があって、プチぜいたくができるとは思いませんでした。留学生なんですけど、時々、買っています」(張さん)

高齢者のライフライン

 楊さんが驚いたのは、お年寄りのお客です。

 「私のバイト先は高齢者が多い地域にあって、ガスや水道、電気など公共料金の支払いをするお年寄りが少なくありません」

 中国では、お年寄りが買い物をするのは市場などが多く、コンビ二に行くことはめったにありません。なので、最新の商品が並ぶコンビニにおじいちゃん、おばあちゃんの姿があるのは、不思議な光景に見えるはずです。

 楊さんは、お客のお年寄りと話をすることもあるそうです。

 「チケットを購入するためのマルチコピー機の操作や、公共料金の振り込みなど、わからないことがあれば、店員が教えてあげます。高齢者のライフラインというか、コンビニは高齢者が社会とつながる重要なパイプだと実感しました」

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最終更新:6/1(木) 18:03
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