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連休終盤の台湾、蘇花公路の一部通行止めで行楽客ら足止め 船や鉄道が支援

5/30(火) 16:07配信

中央社フォーカス台湾

(30日 台北 中央社)東部の宜蘭県と花蓮県を結ぶ唯一の公道「蘇花公路」の一部区間が降雨による土砂崩れのため28日夜から通行止めになっている。台湾は27日から30日まで端午節の連休。通行止めを受け、連休を花蓮で過ごした観光客のUターンに影響が出ているほか、花蓮県から北部に運搬される農作物などの輸送も滞っている。これらの状況を解決するべく、船や鉄道など代替交通手段の準備が進められている。

交通部(交通省)公路総局は29日の復旧を目指していたが、現場の落石が止まらないために機械や作業員の立ち入りが難しく、作業は進んでいない。通行止め区間の手前では、マイカー利用の行楽客や観光バスなどが待機を続けている。

この状況を緩和するため、交通部は乗客のほかにバスや小型車を乗せられる貨客船2隻に支援を緊急要請、連休最終日となる30日の正午と午後4時の2回、花蓮港で船が待機することになった。同船舶は花蓮港―蘇澳港間を片道3時間で結び、各港と最寄り駅の間は、公路総局が手配するシャトルバスが運行されるという。

このほか、台湾鉄路管理局(台鉄)も30日、宜蘭―花蓮間で臨時便を2往復させるほか、特急プユマ号の停車駅を増やすなどして対応している。

公路総局は31日午後4~6時、6月1日からは毎日3つの時間帯における片側相互通行が可能になるとしている。

(李先鳳・陳葦庭・沈如峰/編集:塚越西穂)